今日はまずクイズから。
 これはある有名な小説の書き出しです。
 作者と題名をあてて下さい。

    朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、
    「あ」
    と幽かな叫び声をお挙げになった。

 わかった人は、通ですね。
 そう、答えは太宰治の『斜陽』です。
 今月のNHKEテレの「100分 de 名著」は
 今でもたくさんの読者がいる
 太宰治の、この一冊です。



 太宰治には高校時代にはまりました。
 ほとんどの作品を
 読みました。
 いつでも戻ってこれるように
 太宰治の文庫全集は
 今でも本棚にあります。
 晩年の名作といえば
 この『斜陽』と『人間失格』ですが
 私は『人間失格』の方が好きかな。
 でも、もしかしたら
 シニアになれば読み方も変わって
 そうではないのかもしれません。

 18歳の時、
 大学入学で東京に出てきてまもなく
 三鷹の禅林寺まで出かけて
 桜桃忌に参加しました。
 帰って、
 桜桃(さくらんぼ)を齧りながら
 ウイスキーを飲んだことがあります。

   きどってら。

 それくらい好きでした。
 でも、今はなかなか読めない。
 読んであの時代の熱がなくなっているのが
 怖いのかもしれません。
 せっかくだから
 この機会に再読(というか、再々再々読くらいか)というのも
 いいかもしれません。

 今回の講師は
 作家の高橋源一郎さん。
 どんな太宰治が現れるのか
 楽しみです。
 1回めの今夜は
 「「母」という名の呪縛」。
 2回め以降は
 「かず子の「革命」」。
 「ぼくたちはみんな「だめんず」だ」。
 「「太宰治」の中にはすべてが入っている」。
 このテキストの「はじめに」で
 高橋源一郎さんが
 「ぼくたちには太宰治が必要なんだ」という文章を
 書いています。
 これは一読の価値ありですよ。

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