プレゼント 書評こぼれ話

  今日紹介する
  鈴木博毅さんの『この方法で生きのびよ!』は
  著者である鈴木博毅さんから
  献本頂きました。
  ところが、
  私に鈴木博毅さんは心当たりがないのです。
  困った。
  会って、顔はわかるのだけど
  名前が出てこないということは
  結構ありますが、
  献本頂いて、名前がわかるのですが
  顔も
  どんな関係の人なのかも
  思い出せない。
  じゃあ、変な本かというと
  いえいえまっとうなビジネス本なのですから
  ますますわかりません。
  すみません、
  鈴木博毅さん。
  献本、この場でお礼をいいます。
  ありがとうございました。
  でも、この書評
  鈴木博毅さん、読むかな。

  じゃあ、読もう。



sai.wingpen  この本を読んでレジリエンス                   

 この本の中に「レジリエンス」という言葉が出てくる。日本語で書けば「復元力」ということになる。
 ビジネス戦略コンサルタントの著者は「人生とはレジリエンスの連続」と書く。確かに人生とは悲喜こもごも、それでも明日はやってくるわけで、レジリエンスを繰り返していることになる。
 だから、自己啓発本はそんなレジリエンスを強化する渇望で読まれていると、著者は見ている。
 自身が自己啓発本やビジネス本を読んできた経験に当てはめてもそれは正しい。そんな目的はなかったとしても、読了後モチベーションは高まっていたことがよくあった。
 本書は自己啓発本の範疇のものではない。経営という観点から沈みかけた船からどう脱出し、立て直していくかが書かれたものだが、自身の生き方にも適用できることがいくつもある。
 その意味では、読み終わったあと、勇気づけられる一冊である。

 本書では社会を変える流れを「5つの氷山」に例えている。
 一つめが、「代替」、二つめが「新芽」、以下「非常識」「拡散」「増殖」と続く。
 これらの言葉を決して船を沈める要素ではない。むしろ、これらは生き延びるための思考のもとになるものだと捉える方がいい。
 今やっていることがうまくいかない時、これらの言葉で対処できないか、それを考えてみる。
 そして、一つひとつを身近な例としてみれば、けっして難解な議論をしているわけではないことがよくわかる。

 例えば、大ヒット商品の基本は「限定された消費者」という種の壁を超えることと記されている。
 芥川賞を受賞した又吉直樹さんの『火花』が何故大ベストセラーになったのかもこれで推測できる。本来小説を読むであろう読者層を超えて、お笑い番組に熱中していた視聴者も読み手になったことだ。
 そういったわかりやすい解説がこの本の良さといえる。

 著者は最後にこう記しています。
 「頑固な自分の枠から離れたとき、世界は私たちに新たな風景を見せてくれる」。
 自己啓発本ではないけれど、自己啓発本のような、ラストの著者からのメッセージではありませんか。
  
(2015/09/12 投稿)

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