プレゼント 書評こぼれ話

  今日は昨日のつづき。
  第23期JPIC読書アドバイザー養成講座では
  100人の受講生がいます。
  そのうち、男性が十数人で
  ほとんどが女性です。
  共通していることがあるとしたら
  皆さん本が好きだということでしょうか。
  でも、本が好きだということと
  本のことを知っていることは
  同じではありません。
  ですから、スクーリングでも
  雑誌編集のことであったり
  古書のことであったり
  本の製本であったり電子書籍のことであったりを
  学習しています。
  それにぴったりの本が出ました。
  今日から3日間、
  その本を紹介します。
  『本のことがわかる本』シリーズです。
  今日はその1冊め、
  『文字のはじまりと本の歴史』。
  JPIC読書アドバイザー養成講座でも
  「印刷の歴史と現在」とか
  「本のつくりや装丁について」といった
  講座を受講しています。
  こういう基礎的なところって
  とても大事なことだと思います。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  もっと本のことが知りたい                   

 本のことを初めて知ったのはいつだったろう。
 生まれた時からあったにちがいないが、生まれた時のことは覚えていない。小学校にはいって、教科書というものを手にした時が最初なのか、その前に幼稚園に行っていたのだからそこでは絵本はあったはずだが記憶はない。
 あるとしたら、本はずっとそばにあった(はず)という感じだけだ。
 そして、今はたくさんの本に囲まれている。本を手にしない日は、ない。

 けれど、本のことをどれだけ知っているだろう。
 「本のことがわかる本」という、このシリーズは子ども向けに書かれていて漢字にはルビもふってあるけれど、3冊ものということで内容はとても詳しい。
 その1では、タイトルのとおり、「文字のはじまり」から説明がされている。
 でも、そもそも本って何だ?
 1964年にユネスコで定義されていたことが、ここには記載されている。こういうことはあまり知らないだろう。そういうことが載っている本だということだ。
 「表紙を除いて本文が49ページ以上の非定期刊行物」がその定義だ。
 つまり、49ページ以下のものは本来は本ではないということになるが、そもそもこの本自体が31ページしかない。では、これは本ではないかというと、ユネスコの定義には例外もあるということらしい。

 そこで、「現代のおける「本」の条件」というものが説明されている。
 まずは、「コンテンツ(内容)があること」。次に、「表紙があって製本されていること」。それに「持ち運びができること」となる。
 製本といっても、「糸とじ」とか「無線とじ」とかいくつもの方法があって、この本にはそんなことも書かれている。多分大人だってあまり知らないことかもしれない。
 それが「本の条件」だとしたら、「電子書籍」は本にあてはまるのだろうか。「表紙があって製本されて」いないじゃないか。
 これは紙ができる以前の粘土板やパピルスに文字が書かれていた時代に近い形態かもしれない。
 本ではないが、情報を伝達しうる最新の技術として。

 本が好きだから、もっと本のことが知りたい。これは恋愛感情に似ている。
  
(2015/11/26 投稿)

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