プレゼント 書評こぼれ話

  今日紹介するのは
  鈴木博毅さんの『最強のリーダー育成書『君主論』』。
  著者の鈴木博毅さんから献本頂きました。
  鈴木博毅さんには
  これまでに2冊献本頂いて、
  これが3冊めとなります。
  ありがとうございます。
  鈴木博毅さんからのお手紙の中に
  こんな一節がありました。

    権力や立場のある人だけに関係すると思われがちな『君主論』の
    エッセンスをできるだけ多くの人がが読める
    リーダーシップの技術として解説しました。

  この本の主旨は
  このことに尽きるような気がします。
  ところで、『君主論』って読んだこと、あります?
  私は残念ながら
  読んだことがありません。
  でも、大丈夫。
  この本の巻末には超訳もついています。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  非情になれるか                   

 中学や高校の頃に授業で習ったことはどこまで役に立つか、議論はあると思いますが、最近は特に「教養」という言葉を聞くように、中学高校に習うことはそのあとの人生にとってとても大切なのだと思います。
 例えば、この本のタイトルにある『君主論』も中学高校で一度は耳にしたことがあるはず。著者の名前ぐらいはすらっと出て…来ませんが。
 『君主論』は今から500年前の1500年代にイタリア・フィレンツェのニコロ・マキアヴェリが君主のために書いた本です。
 その本をテキストにして、ビジネス戦略のコンサルタントでもある鈴木博毅氏は「あらゆる時代、グローバルに通用するリーダーの原理」を描こうとしています。

 「マキアヴェリズム」という言葉があります。「目的のために手段を選ばない」考え方です。『君主論』を書いたマキアヴェリの名前から来ています。
 なんと非情で冷徹な考えかと思う人も多いと思うでしょうが、鈴木氏は『君主論』にはそういう非情を持ってしても理想を実現せよと教えているのだといいます。
 そのよき例が「ケチであれ」ということです。
 『君主論』にはこうあります。「君主はけちだという世評など意に介すべきではない」。(この本にはその章に関連した『君主論』の抜粋が紹介されていますし、巻末には「超訳 スッキリ読める『君主論』も掲載されているので、『君主論』を読んだことがない人も気にすることはありません」
 これに鈴木氏は「「美徳」に見えて不幸な結果になることは、避ける」と章だてしています。
 リーダーは時に部下に強く接しなければなりません。甘い言葉で接していれば、その時はいいでしょうが、部下の成長にもなっていきません。あるいは、会社は発展しません。
 鈴木氏は『君主論』から読み解くのは、そういう強いリーダー像です。

 この本はビジネス本としては難解かもしれません。それゆえでしょうか、一文一文がとても短い。二行にわたる文章はほとんどありません。容易な言葉で短い説明だから、難解だと感じることも少ない。
 さて、あなたはこの本を読んで非情になれますか。
  
(2015/12/03 投稿)

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