プレゼント 書評こぼれ話

  今日紹介する
  鈴木博毅さんからは毎回献本を頂いていて
  この『図説 孫子の兵法』も献本頂きました。
  鈴木博毅さん、
  いつもありがとうございます。
  この本の中に
  「遅刻のリスクがあるなら前泊して事に臨む」という
  章があって、
  そういえば先日電車が止まって
  会議に遅れそうと電車の窓から降りて
  走り出した会社員がいましたが
  その人などは
  絶対この本を読んだ方がいいですね。
  電車から降りるぐらい重要な会議であれば
  事前にどう対処しておくべきか
  知っておかないと。
  その人、その後どうなったのでしょうね。
  JRから罰金の請求されたのかな。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  生き残れ。そうすればチャンスは巡ってくる                   

 『孫子』といっても、どういう本なのかわからない人は多いと思う。私も知らなかった。
 『孫子』は古代中国の呉の軍師孫武が書いた戦略書で、今なお愛読書にする経営者がいることで有名な古典である。
 その原典を読むとなるとなかなか困難で、そもそも『孫子』には「勝てる見込みがなければ逃げること」とあるらしい。読めない本も勝てる見込みがないとなる。
 しかし、もし、それがわかりやすい図解で示されていればどうだろう。
 これは読まずにいるのは、惜しい。
 『孫子』にはこうある。「生き残れ、かならず生き残れ。そうすればチャンスは巡ってくる」と。

 著者の鈴木博毅氏はマーケティングコンサルタント。戦略論や企業史を分析し、新たなイノベーションのヒントを探ることをライフワークにしているという。
 そういう著者は『孫子』を5つのパートで説明している。
 一つめが『孫子』の全体像ともいえる「現代社会のサバイバル術」、次が「人生の不安軽減術」でここでは「失敗する要素、負ける要素を徹底して排除する」ことが示される。
 三つめが「不敗の人生戦略」。『孫子』では勝てる見込みのない戦いはしないとあるそうだ。だからおのずと「不敗」となる。かつて松下幸之助氏が失敗は今までにない、何故なら成功するまで研究を続けるからと語ったことがあるが、それと同じだ。
 四つめは「時間活用の極意」、そして、最後が「不敗のリーダーシップ」。

 鈴木氏はこの本の中で「敵」を「新しい取り組み、始める物事」と、説明している。
 こういう視点をもつと、『孫子』という戦略書がぐんとビジネスの場面で活かされる気がなる。
 では、「戦い方」とは。「始める際の方法」。
 「戦うこと」は「時間、労力、資金をものごとに注ぎ込むこと」と、している。
 これは、古典を読む際にはとても大切な「置き換え」だと思う。
 いくら名作だといっても、現代の読者に理解してもらうためには、現代文への訳だけでなく、全体の「置き換え」があれば、取り込みやすい。
 さあ、この本を読んで、生き残れ。
  
(2016/01/22 投稿)

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