プレゼント 書評こぼれ話

  今日紹介するのは
  ブレイク・スナイダー
  『10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術』。
  副題が「SAVE THE CATの法則を使いたおす!」。
  もうおわかりだと思いますが、
  『SAVE THE CATの法則』の続編にあたります。
  昨年(2015年)読んだ本のうち
  私のベスト2の本が
  『SAVE THE CATの法則』。
  だから、この本にも期待が大きい。
  そして、その期待を裏切らなかったのも
  うれしい。
  ブレイク・スナイダーはこの本の中で
  どうだい、法則は正しいだろうって
  証明してくれている。
  まだまだ読み解く力が
  私にはないのだけれど。
  まあ観た映画などは
  シーンを思い出しながら
  本を読めたので楽しかったな。
  今年もこの本、
  上位かな。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  映画を観に行こう                   

 第88回米アカデミー賞が発表された。
 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(監督ジョージ・ミラー)が作品賞を逃したものの最多の6冠ということで話題になっていた。
 作品賞は「スポットライト 世紀のスクープ」(監督トム・マッカーシー)。この作品は脚本賞との2冠である。
 作品賞にノミネートされた作品を見ると、脚本賞にも同時ノミネートされた作品が多い。
 やはりいい作品にはいい脚本があるという証でもある。

 脚本家を目指す人にとって話題の一冊となった『SAVE THE CATの法則』の著者ブレイク・スナイダーがその続編として書いたのが、この本である。
 原題は「SAVE THE CAT! GOES TO THE MOVIES」(映画を観に行く)。
 つまり、前作でスナイダーは10のジャンルと作品の構成について書いているのだが、この本では具体的に実際の映画で読み解いていこうというのだ。
 10のジャンルを忘れたって。OK! じゃ、もう一度。(こんな文体でこの本は翻訳されてるんだ、わかりやすいだろ)
 ①家のなかのモンスター②金の羊毛③魔法のランプ④難題に直面した凡人⑤人生の岐路⑥相棒愛⑦なぜやったか⑧おバカさんの勝利⑨組織のなかで⑩スーパーヒーロー、どうだい。思い出したかい。
 それでそれぞれのジャンルで事例として挙げられている映画は、もちろんこんな映画知らないなんていう作品もあるけど、「タイタニック」や「エイリアン」、「ダイ・ハード」に「ライオンキング」なんていう、きっと多くの人が観た有名な作品もあって、日本の読者にも十分楽しめるようにできているのが、うれしい。

 この本の中でスナイダーが何度も書いている言葉ってわかるかい。
 それが、これ。「あらゆるストーリーは変化について語るものだ」。
 映画によっては大変わかりやすい変化もあるし、中にはどこが変化なのかわからないという作品もないではない。
 それは脚本がよくないのか、観客である私たちがその変化に気がつかないか、そしてそんな作品に限って変化に気づいた観客は絶賛するんだろうな、どうかだ。
 この続編もめちゃ楽しめるゼ。
  
(2016/03/04 投稿)

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