今回は
 東京・文京区にある「印刷博物館」訪問記。
 題して、
 「グーテンベルクさん、ありがとう」。
 印刷博物館は大手印刷会社TOPPANのビルにある
 印刷に関する諸々を集めた
 ユニークな博物館なんです。

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 その名前から一度は行きたいと思っていて
 2月の終わりに
 ようやく行ってきました。

 「印刷博物館」へはいくつかの駅から行けますが、
 私は飯田橋の駅から行きました。
 徒歩で15分ほど。
 大きな看板が道道にありますから
 迷うことはありません。

 着いてまずびっくりしたのが
 TOPPANのビルの大きいこと。
 その一階に印刷博物館のP&Pギャラリーがあって、
 訪れた時は「世界のブックデザイン」展が開催中でした。
 「世界で最も美しい本コンクール」に入選した
 各国のユニークな本がずらり。
 残念ながら、この展覧会は2月に終わっているので
 先を急ぎましょう。

 地下に降りて
 入場券を買います。
 一人300円
 こういう博物館の標準的な値段はよくわかりませんが
 少なくとも印刷博物館のこの値段は
 安いです。
 何しろ展示が素晴らしい。
 とにかく入ってみることにしましょう。

 まずは
 プロローグ展示ゾーン。
 ここは「印刷の世界へと導く空間」だそうです。
 歩いているうちに
 古代から中世、そして現在へと
 導かれていく空間。
 すっかり気分満載ではいっていけば
 そこは総合展示ゾーン。
 あのグーテンベルクが発明した印刷機の復元機が
 まずはドーンと。
 グーテンベルクがこれを発明してくれたおかげで
 私たちは今本を読むことができる。
 ありがたや、ありがたや。

 この総合展示ゾーンは
 古代から近代にいたるまでの
 さまざまな資料が
 復元されたものだけでなく
 本物もちゃんとあって
 あ然とすること、三度四度、いやもっと。
 例えば
 江戸時代の医学書の初めといわれる
 『解体新書』は聞いたことがあると思いますが
 これの元になった『ターヘルアナトミア』、
 その2冊が並んで展示されているのですから
 驚きです。
 それよりも驚きは
 1774年当時そっくり同じ図版を
 版として描いた当時の職人の技術の凄さ。
 日本という国は
 印刷に関しては
 世界でも有数だったと思います。
 それの最たるものが
 浮世絵ではないでしょうか。
 版木を何枚も彫り、
 色刷りを重ねていく技術。
 印刷博物館にも
 浮世絵の版木の展示があります。
 びっくりぽんをしながら
 現代に近づき、
 少年漫画誌の展示まで来た時には
 正直ほっとしました。

 こんなに素晴らしい博物館が
 たった300円で見られるなんて。
 なんという贅沢。
 そして、あらためて
 グーテンベルクに感謝して
 印刷博物館をあとにしました。

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