プレゼント 書評こぼれ話

  昨日
  外山滋比古さんの『知的生活習慣』の中の
  図書館の利用の記述を紹介しましたが
  図書館はもっと利用できるサービスを
  持っています。
  そのためには
  図書館のことをもっと知ることが
  大切です。
  今日はそんな人のために
  吉井潤さんの
  『知って得する図書館の楽しみかた』を
  紹介します。
  これまでにも図書館についての本は
  たくさん紹介してきましたが
  この本は今の図書館事情に
  一番詳しいかもしれません。
  図書館が苦手な人には
  オススメの一冊です。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  図書館大好き!                   

 最近の公立図書館の進化ぶりは目の見張るものがある。
 私が利用している図書館でもついに電子書籍の貸し出しが始まった(とはいえ、そのコンテンツはまだ充実していないが)し、自動貸し出し機、LAN回線など当たり前のように設置されている。
 図書館が暗いイメージと思われたのはもう随分前の話だ。
 しかし、その一方で図書館は無料貸本屋の批判も強い程、図書館の利用は限定されている。その理由のひとつが図書館の楽しみ方があまり知られていないせいだともいえる。
 この本はそんな図書館利用者にもっと幅広い使用方法を教えてくれる、あるようでなかった一冊に出来上がっている。

 著者の吉井潤氏は『29歳で図書館長になって』という著作があるぐらいの若き図書館員である。
 この本でも第6章「図書館での出会い」でどのようなきっかけで図書館員となり、その後どういう風にその知識を深めていったかが記されている。
 この章から読み始めるのもいい。
 第1章の「図書館って、どうなってるの?」で図書館の基本的な知識を知ることができる。つまり、本を探す基本の知識である。
 図書館が苦手な人は本をどのように探していいかわからない人が多い。(もしかした、どんな本を探していいかわからないというもっと根本的な問題もあるのだが)。
 図書館の本には背表紙に日本十進分類法で分類された数字や記号がはいっている。これが本を探す手がかりとなる。この記号をたどれば、探している本にたどり着けるし、もしそれが出来なくとも司書の方にいえば教えてくれる。
 そういえば、最近の図書館員は皆親切だ。図書館員の対応で不満に感じたことはほとんどない。むしろ、利用者の方がマナーを解さない人が多いのではないかしらん。

 図書館が貸し出しだけではないのは、第2章「みんなで楽しむ図書館」や第4章「リゾートできる図書館」に詳しい。
 特に最近のサービス事情は4章に並んでいる。冒頭の電子書籍サービスもここに記されている。
 もちろんすべての図書館でそれらのサービスがある訳ではないが、図書館の進化を考えればそれらのサービスももっと普及するだろう。
 図書館愛好者としては楽しみにして待っている。
  
(2016/05/07 投稿)

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