プレゼント 書評こぼれ話

  昨日司馬遼太郎さんが
  『梟の城』で直木賞を受賞した時
  産経新聞の記者であったと
  書きましたが
  どんな記者だったのか。
  当時の司馬遼太郎さんの姿を描いた
  本があります。
  それが『新聞記者司馬遼太郎』。
  2002年7月に書いた
  書評です。
  蔵出し書評です。
  2002年といえば
  14年前です。
  私もまだ40代だった。
  仕事に油がのっていた時期ですね。
  そこから
  随分遠いところに来たものです。
  司馬遼太郎さんも
  そんなことを思うことが
  あったのかしら。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  駄菓子屋でおまけしてもらうみたいに                   

 作家の履歴、評伝の類はできるだけ読まないようにしている。
 作家は書かれた作品でしか評価すべきではないし、作品を読まずに履歴評伝らを読むのは避けるべきだろう。
 司馬遼太郎という作家についても同じだ。もし司馬さんの評伝を読む時間があれば、ひとつでも多くの作品を読んだ方がいいに決まっている。

 その禁を今回破ったのは、この本が新聞記者時代の司馬さんに焦点を当てたものだったからだ。
 よく知られているように司馬さんは作家になる前は産経新聞の記者であった。
 その時代は司馬さんの青春後期ともいえる。そして、この青春後期にのちの司馬さんの思考の基礎となる、ある部分が造成されたと思う。

 司馬さんがどのようにしてその思想を形成していったのかを知ることは無駄ではないだろう。
 それに、この本には司馬さんの産経新聞入社以前の話や福田みどりさんへのプロポーズの挿話があったりして、駄菓子屋でおまけしてもらうみたいに、ちょっと得した気分になる。
  
(2002/07/14 投稿)

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