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  今日は父の日

    父の日の忘れられをり波戻る     田川 飛旅子

  この俳句のようなことがなければいいですね。
  今日は父の日ということなので
  高畠純さんの
  『おとうさんのえほん その2』を
  紹介します。
  前作の『おとうさんのえほん』は
  2014年の6月15日に
  書評を掲載しています。
  その時の書評タイトルは
  「お父さんは喜劇なのかしら」でした。
  基本的には
  そのトーンは変わっていません。
  父の日ですから
  お父さんにこの絵本を
  読んであげるのもいいかも。
  お父さん、笑うかな?

  じゃあ、読もう。   

  
sai.wingpen  お父さん、笑えますか                   

 この絵本に登場するのは、ひょう、にわとり、うさぎ、ダチョウといった動物のおとうさんですが、もちろん人間のお父さんを皮肉ったものになっています。
 おそらく最初の『おとうさんのえほん』が好評だった、ということは皮肉ったというよりお父さんというものの生態を上手く描いたということですが、ので、その第二弾として発表された絵本です。
 クスッと笑えます。

 どんなお父さんが描かれているのか、いくつかのおとうさんに登場してもらいましょう。
 最初に出て来る「ひょうのおとうさん」の場合。
 大きな木の下でひょうのおとうさんと子どもがいます。おとうさんひょうは草原でごろりと眠っています。
 子どものひょうが言います。
 「おとうさん、あそんで」。と、
 おとうさんひょうは「よし、きにのぼろう」と子どもひょうと一緒に木の上に。
 お、子どもと遊んであげるのかって思いますが、おとうさんひょうは木の上で眠ってしまいます。
 クスッと笑えます。

 「タコのおとうさん」の場合。
 こちらではちゃんと子どものタコを遊んであげています。
 どんな遊びかというと、タコのおとうさんは墨をはいて「わたしはだれでしょう?」となぞなぞをしています。その墨がどんどん薄れて、子どもタコはすぐに正体を見破ります。「おとうさん!」
 それでもおとうさんタコは「わたしはだれでしょう?」ってやってます。
 クスッと笑えます。

 もしかしたら、クスッと笑えるのはお父さん以外かもしれません。
 お父さんは思わず「そうなんだよな」と真面目にうなづいているのでは。
  
(2016/06/19 投稿)

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