プレゼント 書評こぼれ話

  昨日は没後100年の夏目漱石
  そして今日は
  没後20年の司馬遼太郎さんの関連本、
  文藝春秋編『司馬遼太郎 全仕事』。
  漱石が明治時代の国民的作家としたら
  司馬遼太郎さんは昭和の国民的作家。
  しかも、その作品群といえば
  目も眩むばかり。
  それを小さな文庫本で
  作品ガイドにしてしまうのだから
  すごい。
  ページを開きながら
  その眩さに瞑目している。
  これからも司馬遼太郎さんの作品に
  折にふれ誘発されることも
  あるんだろうなぁ。
  この本はきっと手離せない。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  司馬ファンなら必携の一冊                   

 こういう文庫本があるなんて全然知らなかった。
 今年(2016年)没後20年にあたる司馬遼太郎さんの、まだ未読で面白そうな本はないかと本屋さんの文庫コーナーを見て回っている時偶然見つけた。
 2013年6月発行とある。この年、司馬遼太郎さんの生誕90年にあたっていて、この文庫はそれを記念して生まれた。
 文庫本ながらその内容はすごい。
 長編小説、短編小説集、紀行・エッセイ・評論、に分けられ、それぞれの作品の概要を文藝春秋の記者たちがうまくまとめている。
 さらには長編小説の中でも特に人気の高い『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶが如く』の3作は特別に巻頭で紹介されている。主な登場人物のガイドまでついている丁寧さだ。

 長編小説のくくりでうれしいのは「歴史年表対応ガイド」がついていることで、司馬さんのどの作品がどういう時代を描いたものなのかビジュアルでわかるようになっている。
 では『街道をゆく』シリーズではどうかといえば、これまた「街道をゆくMAP」付きという細やかな編集ぶりである。

 つまり、この文庫さえあれば司馬遼太郎という作家の全貌がわかるのである。
 没後20年の今年をきっかけに司馬さんの作品を読もうと考えているなら、まず初めにこの文庫の購入を薦めたい。
 あるいは再び司馬さんの作品群に挑もうという人にもこの文庫は名ガイド役になるだろう。
 それにしても、司馬遼太郎はなんと多くの作品を遺したものか。
 しかし、司馬さんが執筆できたのであるから、全作品の読破もできないわけではない。
  
(2016/06/24 投稿)

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