プレゼント 書評こぼれ話

  昨日は台風9号
  関東地方を直撃しました。
  埼玉も朝から猛烈な雨と風でした。
  皆さんのところは大丈夫でしたか。
  子供の頃、
  大阪の海沿いの町に住んでいましたから
  台風が来ると
  高潮と重なって小学校の校庭が冠水したり
  屋根瓦が飛んだりしていました。
  ですから
  台風といえば
  まず前準備で雨戸を打ち付けたり
  植木を縛ったりしたりしていましたが
  最近はそんなこともなくなりました。
  マンションというのは
  そういう点では住みやすい
  住環境です。
  今日は
  松田奈緒子さんの漫画
  『重版出来!』の第3巻を紹介します。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  いでよ! 新人                   

 女子柔道でオリンピックを目指し、今では漫画週刊誌の新人編集者黒沢心の奮闘ぶりも第3巻。この巻では新人発掘に情熱を燃やす心の姿を描く。
 創作の世界は浮き沈みが激しい。「紅白歌合戦」のようなものだといった人がいた。つまりは今年は出場しても来年出れるかどうかわからない。そんな世界だという。
 漫画の世界もそうだろう。連載枠は決まっているから、新人が出て来るということはそこから追い出される漫画家もいる。
 それでも雑誌の鮮度を維持するためには新人を発掘しなければならない。

 心の前に現れた新人2人。東江(あがりえ)絹と中田伯。二人の作画技術は違うものの何かを感じ取った心は編集者として2人を応援していく。
 しかし、東江は同じ編集部の安井によって、安易なデビューの道を選ぶことになる。
 漫画家の創作ではなく、営業を重視する安井のやり方に反発する心であるが、それを選んだのは東江自身だと先輩編集者五百旗頭(いおきべ)に諭される心。

 漫画雑誌の出版の世界を興味深く見せながら、読者の心に訴えてくる。
 もっというなら、これから漫画家を志す人たちを勇気づけることは間違いない。
 この単行本の巻末についた「おまけ漫画」では作者松田奈緒子のデビューに至る苦節○年がコミカルに描かれている。
 漫画家になるのも大変だ。
 でも、そういう苦労があったから、こういういい作品が生まれたのだろうな。
  
(2016/08/23 投稿)

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