プレゼント 書評こぼれ話

  私の住んでいるあたりでは
  昨日から小中学校の二学期が始まったようである。
  最近が祝日も増えて
  決められたカリキュラムを消化するのも
  大変だとか。
  まあ親からすれば
  学校が始まってホッとしていたりするのかもしれないが。
  今日紹介するのは
  松田奈緒子さんの『重版出来!』の
  第4巻
  この巻では
  主人公黒沢心(こころ)の編集部の先輩安井の姿が
  描かれていますが
  家庭と仕事という両輪を
  うまく回すのはなかなか難しい。
  子どもたちにとっては
  家庭と学校の両輪ということになるのだろうが。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  脇役を固めました                   

 ドラマであれマンガであれ連載ものをするとしたら、できるだけ主人公のまわりに多くのサブキャストを配置するのは鉄則だろう。
 できれば大きな組織の中で活躍する主人公であれば、彼や彼女に関係してくる人が多くなる。それが主人公にプラスに働くこともあるだろうし、マイナスに働く人もいる。
 漫画編集者黒沢心の奮闘を描く人気漫画の本作でも同じで、心を支える先輩編集者五百旗頭(いおきべ)はさしずめプラス。
 その一方で新人漫画家をダメにしてしまう「ツブシの安井」と異名をとる同僚編集者はマイナスであろう。

 では、安井がどうして「ツブシの安井」とまで呼ばれることになったのか。
 それを描いた「第二十刷 ホームスウィートホーム!」が収録されているのが、この第4巻である。
 かつて安井は家庭を顧みない熱血編集者だった。しかし、会社の経営都合により安井の担当していた漫画雑誌は廃刊することになった。漫画家との絆も失ってしまう安井。
 これは漫画編集者だけの姿ではない。
 働く人の多くが時には休日を返上したり、夜遅い交際に駆り出されてしまう。
 家族を守るという目的がいつか主客が逆転してしまう。それでも頑張れるのは生きがいとなる仕事があったから。それを突然奪いとられるのだから、誰もが安井になってしまう可能性もある。

 漫画が好きだからこの漫画が人気があるのではない、
 この漫画はビジネスマンガといってもいい要素がたくさんある。
 だから、多くの働く若者たちに支持されているのだろう。
  
(2016/08/30 投稿)

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