埼玉県川口市
 キューポラのある街として
 有名です。
 吉永小百合さん主演で
 映画化もされました。
 キューポラというのは
 「コークスの燃焼熱を利用して鉄を溶かし
 鋳物の溶湯を得るためのシャフト型溶解炉に分類される溶解炉」という
 長い説明が
 ウィキペディアに載っています。
 つまり、こんな形。

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 これはJR川口の駅そばの公園に立っています。

 その公園の前に
 川口市立中央図書館がデーンとあります。
 この図書館のことを
 私は知らなかったのですが
 とっても素敵な図書館です。
 駅から近いのもいいですし
 何より明るいのがいい。
 この図書館が開館して10年ということで
 その記念講演が
 同じビルにある「フレンディア」という
 会場でありました。
 講演者は
 埼玉県が生んだ直木賞作家北村薫さん。
 先ごろ、埼玉県で2人めとなる直木賞作家
 荻原浩さんが誕生しましたから
 埼玉も結構文化度があがってきましたね。

 北村薫さんの講演を聴くのは
 2度めになります。
 今回は「読むこと、書くこと」と題して行われました。
 実は最初に聴いた講演は
 2009年の2月で
 その年の夏に北村薫さんは
 第141回直木賞を受賞しています。
 今回の荻原浩さんもそうですが
 私が講演を聴くと
 直木賞がとれるのかも。
 その時の講演の題名も
 今回と同じ。
 その時もインタビュー形式の講演でしたが
 今回も
 元川口市立の中学の先生と
 中央図書館の職員の方
 2名がインタビューする形で行われました。
 きっとこういうのが
 北村薫さんが一番話しやすい形なんでしょうね。

 前半は元中学の先生が
 北村薫さんの過去の作品や読書体験について
 たずねていきます。
 北村薫さんの読書初体験は
 小学校入学前に買ってもらった
 『イソップ絵物語』だったそうです。
 読書とは
 「新しい何かをつけ加える創造的行為」と話していました。
 この記事を書くにあたって
 2009年2月の講演記事を読んでみたのですが
 同じことをおっしゃっています。
 北村薫さんの
 変わらない信念なんでしょうね。

 後半は
 北村薫さんの新刊『うた合わせ 北村薫の百人一首』をもとに
 中央図書館の若い女性が
 インタビューをしています。

  

 北村薫さんやその女性が
 本に載っている短歌を朗読する場面があったのですが
 歌というのは口に出して読むのと
 黙読では
 受け取り方が大いに違うことを感じました。
 俳句や詩も同じです。
 私たちももっと声に出さないといけませんね。

 北村薫さんは
 今でも公共の図書館を利用されることが多いらしく
 図書館は「書庫の力」が大事だという
 ひとことがビンと響きました。
 さらに
 若い時はやみくもに読むことが大事で
 「山は裾野が広いから高くなる」、
 読書はまさにその裾野を広くすることなんだと
 話されていました。

 贅沢な2時間に及ぶ講演。
 配布された北村薫さんの著作の資料も
 よくできていて
 すっかり川口が好きになりました。

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