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プレゼント 書評こぼれ話

  今回紹介するのは、
  本田直之さんの『なまけもののあなたがうまくいく57の法則』です。
  これは前作『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』に続くものです。
     みぎ面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』の書評はこちら
  「面倒くさがりで「なまけもの」とくれば、
  なんだか最悪なイメージですが、
  そういわれたら否定できないのがつらいですよね。
  だから書名としては、うまいタイトルをつけたものだと
  感心します。
  そういえば、本田直之さんを一躍有名にした「レバレッジ」シリーズも、
  タイトルとしてはうまいですよね。
  この『なまけもののあなたがうまくいく57の法則』の前段で、
  「組織におけるなまけものと働き者」というフレームが出ているのですが、
  そのなかで、経営者は「無能ななまけもの」に位置づけられています。
  「無能」かどうかはともかくとして、
  「なまけもの」であることは必要かもしれません。
  自ら動いても下が育ってきません。
  だとしたら、「なまけもの」に徹するのも悪くありません。
  そして、見えないところで「働き者」であること。
  そういう心がけが、経営者には必要なんではないでしょうか。

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なまけもののあなたがうまくいく57の法則なまけもののあなたがうまくいく57の法則
(2009/07/16)
本田 直之

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sai.wingpen  怠け者だったら、友達をつくれ               矢印 bk1書評ページへ

 本書は「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」という長いタイトルですが、「動機付け」と「継続性」の「工夫力」の本です。
 もちろん、この本には、レバレッジシリーズで有名な著者本田直之氏の厳選された57のノウハウが収められていますが、本田氏に負けじと58番目、59番目の「工夫」をするのは、「なまけもの」の読者自身です。
 「なまけもの」だからと、ネガティブに悩む必要はありません。本田氏の文章を引用すれば、「なまけものは「考える人」です。どうすれば怠けられるかを考え、工夫してい」くものだからです。
 なまけるために「工夫」するなんておかしいと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。必要は発明の母、というではありませんか。そのように人類は進化してきたのですから、「なまけもの」が果たした役割は大きいといえます。

 「やりたいこと」の実現のために、内部からの「動機付け」と外部からの「強制力」を組み合わせることを、本田氏は強調しています。
 特に、外部からの「強制力」として、仲間をうまく使うことを勧めています。
 以前、本田さんは自身のセミナーで、これと同じこととして「ピアプレッシャー」という言葉を使っていました。この言葉は「仲間からの圧力」と解されていて、「仲間が残業しているのに自分だけ帰れない」といったようなストレスを生む原因にもなるとも考えられていますが、本田さんはそれをうまくコントロールすることで、継続ができるとしています。
 確かに、人と会うという約束があれば、余程のことがない限り、それは実行されます。「約束」を守らないのは、「なまけもの」以前に人間としての信用が保てなくなるからです。
 そういう点からも、本田氏が本書の扉裏に引用した、英国文学者のサミュエル・ジョンソンの「怠け者だったら、友達をつくれ。友達がなければ、怠けるな」という言葉は、この本にぴったりの警句だといえます。

 「なまけもの」のあなた自身のちょっとした「工夫」が新しいあなたを作り上げるにちがいありません。
  
(2009/08/13 投稿)

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