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プレゼント 書評こぼれ話

  でも。
  実は、これ、私の悪しき口癖なんですね。
  気がついたら、
  「でも・・・」「でも・・・」「でも・・・」の
  オンパレード。
  まさに「でも」のデモ行進。
  よくない口癖ですよね。
  このように「接続詞」といっても
  書き言葉だけでなく
  話し言葉でも気にしたら色々問題が出てきます。
  今日は
  石黒圭さんの『「接続詞」の技術』。
  ツイッターとかの短文では
  接続詞は余計になるでしょうが
  文章を綴っていると
  どうしても接続詞は気にしないといけなくなります。
  私もできるだけ接続詞を使わないように意識しているのですが。
  でも。
  この本は書評サイト「本が好き!」から
  いつものように献本頂きました。
  ありがとうございます。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  「接続詞」なしで生きてられない                   

 言葉の世界で、彼の果たす役割は大きい。つい彼の世話になること、しばしばである。
 彼の名前、「接続詞」。
 そう、「そして」とか「でも」とか「むしろ」とかの「接続詞」。
 考えてみれば、日常「接続詞」のお世話にならないことはない。
 彼は「単独でその力を発揮しているわけ」ではなく、「前後の文脈と調和して初めて、その力を十全に発揮」するという奥ゆかしい性格なのです。
 しかし、彼のことを私たちがどこまで知っているかというと怪しいものです。よく知らないのに、自然と使っている。
 正しくは使っている気になっているだけで、本当はもっと彼のことを知ったらもっとうまく書けたり話したりできるはず。
 すでに『文章は接続詞で決まる』という著書もある石黒圭氏による「接続詞」実践編が本書にあたります。

 まず知っておきたいのは、「接続詞」の数です。
 なんと、その数は300を超えるそうです。当然、その使い方はさまざまで、基本的には「論理」「整理」「理解」「展開」の4つの型に分かれます。
 4つの型からまた派生していくつもの型に分かれていきます。
 例えば、「そして」と「一方」は「整理」という大分類に入りますが、前者はそのうちの「並列」、後者は「対比」という具合です。
 今、「例えば」という接続詞を使いましたが、これは「理解」の型の「例示」にくくられます。

 ただ「接続詞」を多用していいかといえばそうではないのかもしれません。「接続詞」に頼ることで本来の文章が生きてこないという面もあるかもしれません。
 そういう面では「接続詞」はとっても面白い言葉でもあります。
  
(2016/08/09 投稿)

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