8月8日に行われた
 天皇陛下の「お気持ち」表明を
 見た人も多いと思います。
 それぞれの人が
 それぞれのことを感じたのではないでしょうか。
 私は
 天皇というのは実に大変なお立場なのだという
 感想を持ちました。
 憲法とかの関係があったり
 象徴という立場であったりで
 考えておられることを率直に言葉にすることが
 いかに大変なことであることでしょう。
 私たち普通の人は
 こうしてブログやらSNSなんかで
 平気でつぶやいたり書いたりしています。
 仕事をやめたい、なんか
 今までの人生で何度口にしたでしょう。
 しんどい、疲れた、今日は行かない、なんてこともある。
 でも、天皇陛下は
 そんなことを絶対口にできない。
 そのことだけでも感心してしまう。

  

 この天皇陛下の「お気持ち」表明、
 つまりは「生前退位」問題は
 マスコミでも大きく取り上げられて
 10日に発売された
 「文藝春秋」9月号(文藝春秋・950円)でも
 総力特集として
 組まれています。
 半藤一利さんと保阪正康さんの対談「我らが見た人間天皇」、
 友納尚子さんの「雅子妃がお元気になられて」などは
 興味深い。

 この号のもう一つの超大型企画は
 「戦前生まれ115人から日本への遺書」。
 中でも、先日亡くなった
 永六輔さんの「テレビが日本人を恥知らずにした」は
 いい得て妙。
 もちろん、テレビにだって
 功罪あるのですが。
 永六輔さんにしても
 そのあとしばらくして亡くなった
 大橋巨泉さんにしても
 ある意味テレビとは密接な関係があったはず。
 テレビがものを伝える意味は
 今回の天皇陛下の「お気持ち」表明にしてもそうですが
 とても大事なこと。
 過剰にならなければ。

 さて、
 「文藝春秋」9月号
 なんといっても芥川賞の発表号。
 今回第155回芥川賞
 村田沙耶香さんの『コンビニ人間』でしたが
 選考委員の評価も高い。
 意外だったのは
 受賞こそしませんでしたが
 山崎ナオコーラさんの『美しい距離』の評価も
 高かったこと。
 これからどうなるのかな。

 そういえば
 昨日紹介した
 佐々木健一さんの『辞書になった男』にも出て来る
 国語辞典編纂者の飯間浩明さんが
 今号より「日本語探偵」というタイトルで新連載が
 始まりました。
 第1回めは
 「賞金首を知らなかった」。
 わずか1ページの読み物ですが
 面白かったな。

 今お盆休みという人には
 うってつけの
 今月号もブ厚い雑誌です。

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