先日の8月8日、
 写真家星野道夫が急逝して20年になった。
 動物写真家、アラスカの写真家、文筆家、エッセイスト、
 さまざまな呼び方があるだろうが
 星野道夫は43年という短さであったが
 豊穣な人生の旅人であったにちがいない。
 彼の写真や文章は
 そのあかしであった。
 没後20年、私たちはふたたび星野道夫と出会う
 旅に出る。
 雑誌「BRUTUS」9/1号(マガジンハウス・650円)は
 その旅を誘う、一冊となった。

  

    こんにちは、星野道夫。

 その特集のリード文にこう記されている。

    極北の物語が都会で暮らす人の心を満たすのはなぜなのか。
    没後20年目の出会い、「こんにちは、星野道夫」。

 20年という歳月は
 星野道夫を知らない人もたくさん生み出しただろう。
 そんな人のために
 作家松家仁之さんが彼の生涯をうまくまとめてくれている。
 タイトルは「人生を旅する男。」。
 おそらくこれを読めば
 星野道夫の短い生涯はたどれる。
 しかし、それで星野道夫のすべてが
 わかるわけもない。
 今号に載った
 いくつもの彼の撮った写真。
 そして、美しい文章。
 なんとあの名作『クマよ』の全文も収録されている。

 今号の寄稿者も
 池澤夏樹さんや養老孟司さん、
 あるいは写真家の岩合光昭さん
 さらには
 女優の蒼井優さんが星野の作品などを管理している
 星野道夫事務所を訪問している。
 そこでは奥さんの直子さんとの対談も
 行われている。

 今回の特集の最後に
 シベリアの先住民の村を訪ねた際の
 星野道夫の写真が載っている。
 なんともいえない
 素敵な笑顔な星野道夫が、そこにいる。
 その写真にそえられた文章。

    没後20年たったいまも、
    星野道夫は残した作品を通じて”出会い”を続けている。

    「寒いことが、人の気持ちを暖めるんだ。
     離れていることが、人と人とを近づけるんだ」

 没後20年の回顧展
 「星野道夫の旅」が
 8月24日から9月5日まで
 松屋銀座で開催されます。
 星野道夫を知らない人は
 ぜひこの機会をのがさないで。
 出会いは
 いま。

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