プレゼント 書評こぼれ話

  秋は
  テレビドラマも新しいシリーズが始まる季節。
  この秋はなんといっても
  明日(10月13日)から始まる
  テレビ朝日の「ドクターX ~外科医・大門未知子~」が
  本命ではないだろうか。

    私、失敗しないので。

  こういう決め台詞を持っているのは
  強い。
  どうしてこういう話から始めたかというと
  今日紹介する
  松田奈緒子さんの『重版出来!』の第7巻めは
  まさにドラマの「ヒキ」のような
  作品だからなんです。
  第8巻も急がないと。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  「ヒキ」でひかせる                   

 漫画週刊誌「バイブス」の新人編集者黒沢心の活躍を描く「お仕事漫画」の7巻め。
 この巻では「バイブス」の連載をつかんだ新人漫画家中田伯の言動がますます過激になっていく。そして、遂に彼のところに別れた父の消息がわかるらしい連絡がはいる・・・なのに、どうしてここで続きなの?! と言いたくなる。
 早く8巻が読みたい。
 これが「ヒキ」なのだろう。

 漫画はまず雑誌に連載され、それが何作かたまれば漫画単行本として出版される。
 この『重版出来!』でいえば、6話分ほどが集められて単行本になっている。
 つまり、そういう時期に作品の中で「ヒキ」をつくるというのだ。
 その話がこの巻の「花に嵐!」に描かれている。
 そして、先ほどの中田伯の父親のことがわかるかも、でこの巻は終わる。
 うまい「ヒキ」だ。

 その「ヒキ」が重視されるようになったのは海外ドラマの影響だと、この漫画では説明されている。
 「強烈なヒキで次回が気にあって、視聴者は中毒のように観つづけてしまう」とネームがはいっているが、確かに最近のドラマなんかでもそういう傾向は強い。
 どうなる、どうなる、はまるで心臓の鼓動だ。
 それがいいかどうかはあるにしても、今、描くとすればそうならざるを得ないような気がする。
 時代は変わったのである。

 8巻が楽しみだ。
  
(2016/10/12 投稿)

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