プレゼント 書評こぼれ話

  今月のNHKEテレの「100分 de 名著」は
  今年2月の再放送となる
  アドラーの『人生の意味の心理学』。
  講師はもちろん岸見一郎先生。

   

  私がアドラーを知ったのも
  この番組からですが
  今月もちゃんも番組は見ようと思っています。
  どうしたら
  自分のとらわれている世界から飛び出せるか。
  今日紹介する
  田島征三さんの『とべバッタ』という絵本からも
  多くの学びがあります。
  自分が前へと飛べないのも
  自分自身がじゃまをしている。
  だったら、バッタのようにとばないと。

  じゃあ、読もう。


  

sai.wingpen  とべジブン                   

 この世界は人間だけで出来ているわけではない。
 動物もいれば昆虫もいる。魚もいるし鳥もいる。花も咲くし草だってはえている。
 そうちょうど、この絵本の作者田島征三の描く絵がたくさんの色にあふれているように。
 もし、たった一色の世界だったらどんなにつまらないだろう。
 だったら、この世界のたくさんのことを知るといい。
 この絵本のバッタのように、毎日何かにびくびくすることをやめて、新しい世界に飛び出すことに決める。

 田島の絵はとても力強い。
 だから、小さなバッタが蛇やカマキリや鳥やカエルと戦ってどんどん空の高みに昇っていくのを見ていると、痛快だ。
 それに、こんなことを考えてしまう。
 バッタだってとんだんだ。自分もとべるんじゃないか。
 きっとこの絵本で、そんな勇気をもらった人はたくさんいるにちがいない。

 それにバッタは自分に羽根があることに気づく。
 それをパタパタと動かすと、空を飛べる。トンボもチョウもバッタの飛び方を馬鹿にして笑うが、バッタは自分の新しい力を自分で見つけたのだから、すごいものだ。
 誰しもが持っているだろう、自分だけの力。このバッタのようにそれに気がつくかどうか、それは自分の問題だ。
 誰も教えてくれない。
 そして、その力がどんなに弱々しくはあっても、その力を信じること。
 実はこの絵本のバッタだって、最後にはとっても素晴らしいことが待っているのだ。

 とってもたくさんのことを考えさせてくれる絵本だ。
  
(2016/10/09 投稿)

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