河出書房新社について
 ちょっと書きます。
 どうしてかというと
 今年(2016年)創業130年ということで
 千代田図書館での企画展など
 さまざま頑張っているので。
 新社というぐらいですから
 歴史をたどると
 昭和32年(1957年)に一度倒産してるんですね。
 そのあとも会社更生法を申請したりしています。
 もっとも創業時は成美堂書店と名乗っていて
 河出書房に名前を変えたのは47年めあたり。

 河出書房新社といえば
 「文藝」という有名な文芸誌を持っています。
 ここから誕生した文学賞が「文藝賞」。
 その第1回受賞作は
 高橋和巳の『悲の器』。
 昭和37年のことです。
 高橋和巳という作家は
 私が大学生の頃はバイブル的な作家でしたね。
 大長編小説で、
 しかも難解。
 けれど、とても懐かしい作家のひとりです。

 そうそう今回河出書房新社の話から始めたかというと
 今日紹介するのが
 「文藝別冊 KAWADE夢ムック」から出たばかりの
 「茨木のり子 没後10年「言の葉」のちから」を
 紹介しようと思ったからです。



 何しろ全ページ
 私の大好きな詩人茨木のり子さんで埋め尽くされていますから
 これはもうお宝。
 茨木のり子さんの代表詩選だけでなく
 未刊行の「川崎洋論」や「工藤直子論」といった文章、
 あるいは金子光晴さんや木下順二さんとの対談といったものまで
 収められています。
 もちろん、この雑誌のために
 谷川俊太郎さんや紺野美沙子さん、
 あるいはおいの宮崎治さんが
 インタビューやエッセイを寄せています。
 茨木のり子ファンには欠かせない一冊です。

 「文藝別冊」は
 この本のように一人の作家に焦点をあてて
 編まれています。
 こういうのも河出書房新社の力です。

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