プレゼント 書評こぼれ話

  今日はちょっと珍しい本を
  紹介します。
  『感情類語辞典』。
  A・アッカーマンB・パグリッシという
  二人の外国人によって書かれた本です。
  たぶん、作家や漫画家、映画作家といった
  創作の分野を目指す人には
  手元に置いておきたい一冊かもしれません。
  NHKの朝の連続テレビ小説べっぴんさん」を
  見ていますが、
  どうもいまひとつはまりこめません。
  脚本なのか
  演出なのか
  俳優なのか
  長期間続くドラマゆえに
  いい作品を見たいですよね。
  これって
  感情がうまく表現されていないのでは。

  じゃあ、読もう。



sai.wingpen  もしかして、悲しんでいるかも                   

 映画やドラマを見たり、あるいは小説を読んで、心を動かされるときは、目前にひろがっている創作の世界の登場人物たちも、感情が見事に動いている時であろう。
 シナリオだけでなく、演技をする生身の俳優たちも、言葉をどう肉体として表現するか、あるいは小説であれば言葉が生み出す世界を読者である私たちがどう頭の中で動かしていくか、それが大切である。

 この本は「辞典」となっている。
 「感情」をどんな風に類型し、「辞典」としてまとめているのかは、実際この本を手にしてもらうのが一番だが、試しに開くとこんな感じだ。
 例えば、「悲しみ」をひいてみよう。
 まず、「外的なシグナル」として、「泣く」とか「肩をおとす」とか「重い足取り」といった表現が記されている。
 続いて「内的な感覚」。ここでは「胸が痛む」や「視界がぼやける」といったものが列記されている。
 さらには「隠れた感情を表わすサイン」として、「背を向ける」や「唇を噛む」などがある。「震える笑顔」なんていうのもある。
 あまり類型化するのも問題だから、使う時には気を付けなければならない。

 創作者をめざす人には面白い「辞典」だが、案外恋人の心理を知りたい人にも有効かもしれない。
 交際相手のちょっとした動作がどんな「感情」を表現しようとしているか。
 あなたは気になりませんか。
  
(2016/11/18 投稿)

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