プレゼント 書評こぼれ話

  昨日紹介した
  『イラストレーター安西水丸』の中で
  安西水丸さんが描いた絵本も紹介されていて
  そのうちの一冊が
  今日紹介する
  『ピッキーとポッキー』です。
  文を書いたのは
  嵐山光三郎さん。
  二人で絵本を作るほどですから
  仲よかったんでしょうね。
  まさにこの絵本に出てくる
  ピッキーとポッキーのように。
  ただ書評にも書きましたが
  安西水丸さんの絵のタッチとしては
  まだ初期。
  若い安西水丸さんに出合うつもりで
  開いて下さい。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  水丸さんがお嬢さんのために描いた絵本                   

 この絵本の文を書いた「あらしやま こうざぶろう」さんは作家の嵐山光三郎さんで、絵を描いた「あんざい みずまる」さんはイラストレーターの安西水丸さんのこと。
 この絵本が誕生した時のことを、嵐山さんは『イラストレーター安西水丸』という本の中でこんな風に書いています。
 「1976年、水丸の娘と嵐山の息子に手書き絵本『』を作った。うさぎのきょうだいの話であった。水丸が手書きの原稿を持って福音館書店に持ちこむと、その場で刊行がきまった」。
 この時水丸さんは34歳。
 嵐山さんはこの文章のあとで「水丸はおだやかな性格でありながら、きちんとプレゼンテーションする能力があった」と感心している。

 そんな風にして誕生した絵本ですが、人気があったのかその後何冊かのシリーズになっています。
 ただ水丸さんの絵のタッチは少しちがうような感じがしますので、絵本だけ読むと水丸さんの作品だとなかなかわかりづらいと思います。

 「うさぎのきょうだいの話」と嵐山さんは書いていますが、ピッキーの方がズボンをはいてポッキーはスカートをはいていますから男女の「きょうだい」です。
 二匹のほかにもう一匹重要な役割の動物が出てきます。
 それが「もぐらのふうちゃん」。
 ただ水丸さんの描く「もぐら」はもぐらに見えないのです。
 そもそももぐらっていうのはあまり見かけませんが、水丸さんは図鑑か何かを読んだのかしら。

 そんな絵本ですが、きっと二人のお子さんは喜んだに違いありません。
 だって、愛情たっぷりな絵本ですもの。
  
(2016/11/27投稿)

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