年をとると
 年々月日の経つのが早く感じるといいますが
 おそらく11月も終わりともなれば
 誰だって
 今年ももう終わりか、なんて
 思うのではないでしょうか。

 街にクリスマスのイルミネーションが灯った
 11月28日の夜

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 「これからの家族を考える」という
 公開シンポジウムがあったので
 行ってきました。
 今回のテーマは「しがらみときずな」。
 そして、なんといっても
 基調講演で脚本家の山田太一さんが
 話すというのですから
 いそいそと出かけました。
 会場は日本橋の三井ホール
 こちらは
 日本橋三越の玄関に飾られたクリスマスツリー。

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 これは
 花王芸術・科学財団が主催のシンポジウムで
 これまでにも様々な企画を開催しているようです。
 まず初めに
 東京大学名誉教授の原島博さんの「問題提起」として
 「なぜ今、家族なのか?」というのがありました。
 その中で
 原島教授は「家族は自由に選べない」、だから
 「しがらみ」にもなるのだが、その一方で
 「きずな」を求めていると話してしました。

 さて、次は山田太一さんの登壇。
 演目は「宿命としての家族」。
 山田太一さんは1934年生まれですから、もう82歳になられます。
 それでも最近東日本大震災を体験した人たちの姿を描いた
 「五年目のひとり」というドラマを書いたりと
 まだお元気です。
 それになんといっても「岸辺のアルバム」という
 家族をテーマにした秀作を作っています。
 冒頭、
 山田太一さんは家族とは「選べないことが前提にある」と
 話し始めました。
 つまり、これが演目でもある「宿命」。
 その上で、自己を確立していかなければならないと
 続けられた。
 このことは講演最後で「死ぬときは一人」と話されたことと
 リンクしているように感じました。
 そして、時代時代に家族像も個人の考えも変化していて
 当然変化はマイナスの要素を克服されるためになされるのだが
 だからといって
 簡単に解決するものではない。
 山田太一さんのいわんとすることは
 その時代時代に家族の問題は変化しているということでもあるように
 感じました。

 40分の講演では
 なかなか山田太一さんのドラマ作りというところまではいかなくて
 その点では残念でした。
 また講演のあとにNHKのアナウンサー須磨佳津江さんがはいって
 山田太一さん、原島博さんとの三人による
 パネルトークでも
 消化不良のように感じました。
 それだけ
 家族の問題は難しいのでしょう。

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