プレゼント 書評こぼれ話

  いやあ、終わってしまいましたね。
  そう、「逃げるは恥だが役に立つ」、
  じゃなくて
  NHK大河ドラマ真田丸」。
  こんなに熱心にみた大河ドラマは
  初めてかも。
  というぐらい面白かった。
  長澤まさみさんが演じた「きり」という女性が
  よかったですね。
  本当は最終回で
  もう少し真田信繁とからんでもらいたかったですが
  その前の回で
  盛り上がったからいいですか。
  司馬遼太郎さんの『城塞(中)』には
  その「真田丸」がたくさん出てきます。
  「真田丸ロス」になっている人は
  ぜひ。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  いよいよ「真田丸」登場!                   

 いわゆる大坂の陣は、慶長19年(1614年)の冬の陣と翌年慶長20年(1615年)の夏の陣のことである。
 慶長5年(1600年)の関ケ原の戦いのあと、徳川家康が豊臣家をどのように滅ぼしていったかを描く、司馬遼太郎の長編小説は文庫本で上中下の三巻で構成されている。
 上巻で冬の陣に至る家康の策謀、中巻は冬の陣、下巻は夏の陣が描かれている。

 その中巻は「真田父子」という章から始まる。
 2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」で脚光を浴びた真田昌幸と信繁(幸村)父子の話であるが、司馬は大坂城に入った信繁の心情をこう記している。
 「四十幾年を為すことなく過ごしてきて、あのときもし右大臣家のおまねきがなかったとすれば高野山麓で虫のごとく果てる運命にあった。によって、いまは自分は望外な幸福の中にある」。
 信繁の活躍に家康が領地を与えんと調略を企てる場面で、信繁はこう言って大坂城を去ることはなかった。
 まさに「義」の武将であったといえる。

 大坂の陣には真田信繁以外に後藤又兵衛や明石全登といった、のちに五人衆と呼ばれる武将が活躍するが、司馬のこの作品でもそれぞれが各章ごとにその逸話が描かれていく。
 そして、「真田丸」という章も出てくる。
 彼らの活躍で大坂勢は優勢であったが、いかんせん豊臣方には家康のような頭(かしら)がいなかった。
 和睦という陰謀で大坂城の堀が埋められていく。
 あとは滅びるしかない。

 「滅びの業火のなかで牢人どもがいかにめざましく戦うか」、下巻へと続く。
  
(2016/12/21 投稿)

  芽 「ブログランキング」に参加しています。
     応援よろしくお願いします。
     (↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 今日もクリックありがとうございます)
 
    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

レビュープラス
Secret

TrackBackURL
→http://hontasu.blog49.fc2.com/tb.php/3053-9b1c683e