12/25/2016 サンタクロースに会いました(増田 久雄):書評「クリスマスの奇跡」

今日はクリスマス

あれを買ひこれを買ひクリスマスケーキ買ふ 三村 純也
クリスマスは
いい映画やいい物語やいい絵本がたくさんあって
今日も
こうして素敵な一冊を紹介できることに
感謝しています。
今日紹介するのは
増田久雄さんの『サンタクロースに会いました』。
増田久雄さんがアメリカの88歳の夫人から教えてもらった話を
物語風にした本です。
書評にも書きましたが
奇跡が起こるので
きちんと読んで下さい。
この本は上野紀子さんの絵が
見開きの半分にはいっています。
この絵も素敵です。
じゃあ、読もう。


「サンタクロースがいるのか、いないのかー。」
とっても素朴な、しかしどう答えていいか困ってしまう質問です。
うれしいことに、そしてちょっぴり寂しくはありましたが、私の娘たちからはこの質問をうけたことがありませんでした。
娘たちもなんとなく気になっているのだけれど、言葉にしてしまうのが怖かったのかもしれません。
この本を読み終わってしまえば、この質問にはこの本の話をすればいいと思います。
それほどびっくりするような、クリスマスの奇跡が描かれています。
それは最後のとっておきとして、サンタクロースがいるのかいないのか悩んでしまった少女メリーは大好きなおばあちゃんのところに行って、聞いてしまうのです。
この時のおばあちゃんの答えが素敵です。
「毎年、サンタクロースのお手伝いをしているの」
「サンタクロースは、自分の姿を、けっして見せないものなのよ」
さすがおばあちゃん、うまいことを言う。
世界にはたくさんのサンタクロースのお手伝いがいるのです。
私もかつてはそうでした、いえいえ、まだまだお手伝いをしています。
どうしてかって?
だって、こんな素敵な本をみんなに教えてあげられるのですから。
実はこの本の奇跡のことはここでは触れていません。
ですから、この本を読むときは、奇跡を信じてきちんと読んで下さい。
きっと、驚きます。
(2016/12/25 投稿)

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