プレゼント 書評こぼれ話

  今日は久しぶりの
  東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズ
  文庫化36弾めの
  『サンマの丸かじり』。
  もちろん、
  装丁は和田誠さん。
  でも、この装画に使われている
  缶詰をもってあたふたしてるのは
  作品でいえば
  「「困るを楽しむ」ゼリー」の巻に出てきた漫画。
  それをまるで
  サンマ缶みたいに見せた
  これは和田誠マジックか。
  今回の解説は
  椎名誠さんが書いています。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  文庫解説の書評 - ショージさんとシーナさん                   

 東海林さだおさんの大人気シリーズの36弾の文庫本。
 初出誌の「週刊朝日」に連載されていたのが2012年から13年にかけて、単行本になったのが2013年秋。
 おお、それからなんとも長い時間が経ちました。
 「小倉トースト」はすっかり当たり前、回転寿司でラーメンが出てきても誰も驚かなくなりました。
 文庫になるまでに食文化も変わってしまうのです。

 今回の文庫解説は大御所シーナさん。
 シーナさんって馴れ馴れしく呼んではいけません。何しろ大御所。椎名誠さん。
 シーナさんとショージさんってカタカナにすると雰囲気が似ていることに今気がつきましたが、このお二人、大御所になってもいつまでもアマチュア的な感じが残っているところもよく似ています。
 だから、ついシーナさん。
 だから、思わずショージさん。

 今回の解説ではシーナさんが初めてショージさんと対談したビアホールでの情景から書かれているのですが、その場のなにげな いやりとりを読んでいると、これぞシーナさん、これぞショージさんっていうあたり、さすがにシーナさんは文章が的確。
 あくどくない。
 そこから、解説のタイトルである「学問の丸かじり」までもっていくのだから、ショージさんもうまいけど、シーナさんもさすが。

 シーナさんはショージさんの「丸かじり」シリーズを「哲学の範疇」といったり「自然科学」の分野といったり「動物行動学」でもあるともみている。
 いやいや、「民俗学」だ、「世相史」だと、言うわいうわ。
 だとしたら、ショージさんは現代の福沢諭吉かもしれない。
 そして、いつの日かお札の顔になるかもしれない。
 なんて、読者に思わせるのだから、シーナさんの文章も相当うまい。
  
(2016/12/28 投稿)

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