12/31/2016 年送る - 2016年のベスト本

ともかくもあなた任せのとしの暮 小林 一茶
なんともハイカラな(これって言わないな、最近)な一句。
先日今年の漢字が発表されていましたが
「金」とはちょっと安易すぎません?
今年はやっぱり「神」だと思うのですが。
広島カープの「神ってる」活躍、
それに「シン・ゴジラ」は「神・ゴジラ」でもいいのでは。

昔読んだ本たちの顔を見ていると
また読んでみたいなと思うことしきり。
しかし、なかなか
「昔の名前で出ています」(これも言わないな、最近)本までいきつきません。

年々読書量が減っているのです。
その要因について考えました。
ひとつは大衆文学の面白さにはまったこと。
直木賞もそうですが
このジャンルの小説はとにかく長い。
司馬遼太郎さんの作品なんかは
500ページ以上あるのですから、
しかも上中下と続く。
その点純文学の作品は
短い。
せいぜい200ページ前後。
次にビジネス本の読書が減ったのも
読書量減少の要因。
このジャンルの本は割りと読みやすい。
一日あれば十分読破できました。

加齢による読書量減退が一番大きいと
密かに呆然としています。
読書は体力勝負なのです。
読書家はもしかして体育系かも。

池井戸潤さんの『陸王』。
読ませる力は
さすがです。
そういえば池井戸潤さんの小説って
体育系かも。
走ります、走ります


NHK大河ドラマ「真田丸」に誘発されて読んだ
司馬遼太郎さんの
『豊臣家の人々』『関ケ原』『城塞』も
面白かった。
今さらいうのも何ですが
この三作品を読んでいたら
「真田丸」はもっと面白かったかも。

今年観た映画の本数は117本と
ついに100本突破。
映画館で観たのは10本程度ですが
今年は「君の名は。」「シン・ゴジラ」「この世界の片隅に」といった作品を
映画館で観たから
よく出来ました

そして、なんといっても新海誠監督。
「君の名は。 」を観てから
新海誠作品をレンタルしてみんな観ました。
一番良かったのは
「秒速5センチメートル」。
すっかり魅了されました。

今年も一年間毎日読んでいただいて
ありがとうございました。
皆さん、よい新年をお迎えください。
そして、来年も
本のある豊かな生活でありますように。

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