プレゼント 書評こぼれ話

  「真田丸」ロスです。
  あとに始まった「おんな城主 直虎」もまずまず面白いが
  「真田丸」に描かれた時代が
  いまだに気になって仕方がありません。
  なので、
  大阪城天守閣館長北川央さんが書かれた
  『大坂城と大坂の陣 その史実・伝承』も
  わくわくしながら読みました。
  この本で
  大坂の陣の戦場の広さがよくわかりました。
  大坂の陣は大坂城をめぐる攻防ですが
  城の近くでちまちまと戦っていたのではないんですよね。
  例えば後藤又兵衛が亡くなったのは柏原市という具合に
  大坂平野そのものが
  戦場だったのです。
  歴史は面白いということを
  改めて感じました。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  大坂城はおもしろい                   

 大阪で生まれ高校までを過ごして、もちろん大阪城には何度か行ったこともあるのに、実際には大坂城の落城にいたる大阪の陣のことすら知らなかったというお粗末。
 偶々2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」で大坂の陣と深く関わった真田幸村が取り上げられていたことで、あらためて多くのことを知ることになった。
 真田幸村との関連でいえば大阪にある真田山の近くで仕事もしていたというのに、その当時はなんのアンテナも立たなかった。

 それが一変したのがドラマのおかげ。
 大坂城も大坂の陣も知らなければ知らないで生きていくことになんの支障もないが、知れば知るほどに面白いのは、人生の深みのところと関係するのだろうか。
 この本の著者北川央氏は大阪城天守閣館長であり、大河ドラマのおかげで人気は高まったであろうが、この本そのものは産経新聞大阪府内版に平成23年から平成27年12月まで連載された記事をまとめたものである。
 しいていえば、平成27年は大阪夏の陣から400年にあたっていた。つまり、最初の落城から400年の節目の年であった。

 この本が面白いのは史実だけが書かれているわけではないことだ。
 例えば、秀頼が生き延びて薩摩に逃げたという伝承の類も書かれている。
 大坂城や大坂の陣、あるいはそれにまつわる秀吉人気や幸村人気が、数々の伝承を生んだのだろうと想像できる。
 あるいは、その名を騙った多くの人がいたのであろう。
 当時のことだ。秀頼がどんな顔をしていたかなど薩摩の人は知るはずもない。
 伝承の面白さだ。
  
(2017/01/28 投稿)

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