プレゼント 書評こぼれ話

  2016年12月の求人倍率が
  25年ぶりの高い水準になったらしい。
  これは好景気というよりも
  人手不足の深刻化ということだろう。
  その一方で
  政府主導の「働き方改革」が声高に言われているが
  本当は働く人自身の
  意識改革が先に必要なんだと思います。
  そこで今日は
  岸見一郎さんの
  『アドラーに学ぶよく生きるために働くということ』という本を
  紹介します。
  この本を読むと
  今でこそ岸見一郎さんは大著名人ですが
  数年前はそうでもない。
  人生とは本当にわからないということが
  実感できます。
  まず、働く人自身は
  その働き方自分に合っていますかという問いかけが
  必要です。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  「働き方改革」をするのは私たちだ                   

 最近しきりに「働き方改革」といわれる。
 若い人が長時間労働といった過酷な労働条件下で命を失った痛ましい事件をきっかけに「長時間労働」に対する改善を求める声が大勢をしめる。
 けれど、「長時間労働」がよくないというのは今に始まったことではない。
 「ワークライフバランス」などといった言葉が流行したのは随分前だ。
 きっとその当時に会社にはいった人が現在では中堅どころとなっているだろう。それなのに少しも浸透しないのは何故か。
 「働く」という意味を理解しないまま、色々な改革を実現しようとしても空疎だ。
 もしかしたら、いろんなことを議論するよりは、まずこの本を読むことから始めた方がいいかもしれない。

 昨今のアドラー心理学の火付け役でもあった岸見一郎氏のこの本はタイトルでもわかる通り、「働く」ということの意味を説いた一冊である。
 「アドラーに学ぶ」とはあるが、まさに「アドラーに学んだ」岸見氏が自身のこれまでの生き方やキャリア、病歴に至るまでを綴ることによって「働く」意味が説かれているので、わかりやすい。
 その中で岸見氏は、「人はよく生きることを願っているのであり、働くのもただ生存するためではなく、よく生きるためであるというのが、「生きるために働く」ということの意味」と書いている。
 このことは重要である。
 これを間違うと、生きるそのものの意味がない。
 「働くことも生きる営み」なのだから、そこに「過剰な負担」や「自分らしく生きること」を困難にするのであれば、「働く」ことの意味を考えなおすべきだともしている。

 岸見氏のメッセージは明確だ。
 「職場は誰かが変われば必ず変わります。その「誰か」はあなたです」。
 この本から「働き方改革」を考えてもいい。
  
(2017/02/02 投稿)

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