キネマ旬報という映画雑誌に
 夢中になった時期があります。
 高校生の頃ですから
 ちょうど映画に一番のめり込んだ時期です。
 そのキネマ旬報が選ぶ
 年間ベストテンは日本の映画界では
 もっとも権威ある賞ともいわれ
 ニュースになるぐらい。
 その表彰式に行きたい行きたいと
 思い続けて
 およそ半世紀。
 ついに念願叶って
 「第90回 キネマ旬報ベストテン 第1位映画鑑賞会と表彰式」に
 行ってきました。

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 場所は東京・文京区にあるシビック大ホール
 開場30分前に着いたのですが
 もうすでにずらーりと列ができています。
 そばで並んでいた人曰く、
 去年は嵐の二宮和也さんが男優賞だったので
 もっとすごかったそうです。
 この日は
 文化映画・外国映画・日本映画の第1位作品の上映もあるので
 昼ごはん持参でがんばりました。

  文化映画  ふたりの桃源郷     87分
   外国映画  ハドソン川の奇跡   96分
   日本映画  この世界の片隅に   126分
 となります。
 映画3本立てのような感じで
 そんな映画の見方も
 学生の頃以来です。
 どの作品もよかったので
 3本続けて観ても
 疲れもしませんでした。
 なかでもよかったのは
 文化映画の『ふたりの桃源郷』だったかな。
 この映画は山での自給自足の暮らしをしている老夫婦の姿を
 20年以上追い続けたドキュメンタリー映画で
 親の介護の問題等
 現代に鋭く、けれど優しい視点で問いかけてくる作品でした。
 こういう映画が
 もっとたくさんの劇場で上映されたらいいのに。

 会場のロビーでは
 歴代のベストテン号の表紙が
 展示されていました。
 記憶に強く残っているのが
 1972年の第46回ベストテン。
 私が17歳の時。
 写真でいうと
 左下のスティーブ・マックイーンが表紙のもの。

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 日本映画の第1位が「忍ぶ川」でした。
 それからたくさんの水が橋の下を流れ、
 今回の90回のベストテン号の表紙が
 こちら。
 主演女優賞宮沢りえさん、
 主演男優賞柳楽優弥さんの写真です。

  20170205_111454_convert_20170206143132.jpg

 横にあるのが
 記念のトロフィー。
 アップにするとこんな感じ。

  20170205_112158_convert_20170206143257.jpg

 実はこのトロフィー、
 実際に手にすることができました。
 結構重量があります。
 手にしたら
 すっかり男優賞気分? だったりして。

3作品の映画の上映が終了して
 いよいよ表彰式。

  20170205_182537_convert_20170206143330.jpg

 今回はなんと
 「この世界の片隅に」で主人公すずの声を演じた
 のんさんがゲストで登場。
 最後にすずの声で
 「ありがとうね」って言ってくれました。
 助演女優賞を獲った杉咲花さんもかわいかった。
 でも、仕事の関係で遅れて入ってきた
 宮沢りえさんが登場してきた時は
 さすがに大輪の花が咲いたように
 しびれました。
 賞の最後は
 読者賞を獲った川本三郎さん。
 川本三郎さんはすでにこの賞を何度も獲られている
 常連受賞者。
 きっと川本三郎さんの映画文章で
 映画が好きになった人も
 たくさんいると思います。

 夢のような一日でした。
 いやあ、映画って
 やっぱりいいですね。

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