プレゼント 書評こぼれ話

  先日紹介した
  山本周五郎の『小説 日本婦道記』で
  泣いたということを
  このブログにも書きましたが
  なんだか続けざまで恥ずかしいのですが
  今日紹介する
  原田マハさんの『本日は、お日柄もよく』でも
  泣いてしまいました。
  涙もろくなってますな、最近。
  終盤に涙腺直撃の文章を書き留めておきます。

    困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、
    想像してみるといい。
    三時間後の君、涙がとまっている。
    二十四時間後の君、涙は乾いている。
    二日後の君、顔を上げている。
    三日後の君、歩き出している。

  ね、いいでしょ。

    歩き出すために足があるんだよ。

  とも。
  泣きたい人にオススメです。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  素直に泣けますよ、この作品                   

 今やアート小説の旗手である原田マハさんが2010年に書いた作品が文庫化され大ヒットとなったのがこの作品である。
 ここにきて、ドラマ化までされるのであるから、驚きだ。
 だったら、どんな物語なのか読んでみたいと思うじゃないですか。
 そして、読み終わったあと、この文章を書いている訳ですが、売れる理由がわかるなぁ。
 だって、素直に泣けますよ、この作品。

 ごく普通のOLだった二ノ宮こと葉。普通のといいながらも、おばあちゃんは有名な俳人だし、知人には大政党の幹事長だった人もいるから、ちょっと普通以上。
 そんな彼女が幼馴染で少しは思いを寄せていた厚志君の結婚式で出会ったのがスピーチライターの久美さん。
 これが運命的な出会いというもの、こと葉は会社も辞めて、久美さんの事務所に。しかも厚志君が亡くなったお父様のあとに国勢選挙に出馬することになって、こと葉はそのスピーチライターとなるわけですが・・・。

 正直にいえば作品の中盤あたりで少しダレてしまうところもない訳ではないが、ここでやめたらもったいない。
 終盤に向けて、滂沱の涙となること間違いない。
 つまり泣かせるツボを心得ているんですよね、原田さんは。
 初期の原田作品はそのような感じですが、最近はじんわりとくる書き方になっている。
 どちらがいいかは別にして、最近なんだかもやもやしている人は涙で洗い流してみるのもいいのではないか。
 いいですよ、物語で流す涙も。
  
(2017/02/16 投稿)

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