プレゼント 書評こぼれ話

  昨日
  和田誠さんの『Book Covers in Wadaland 和田誠装丁集』を
  紹介したので
  今日は安西水丸さんの装幀本を
  見ていきたいと思います。
  安西水丸装幀作品研究会が書いた
  『安西水丸さん、デザインを教えてください!』。
  教えてといっても
  安西水丸さんは2014年に亡くなっていますから
  残された作品から
  私たちが自分で勉強していかないと
  いけません。
  デザインを勉強している人にとっては
  和田誠さんとか
  安西水丸さんとかは
  まさに神みたいなイラストレーターなんでしょうね。
  デザイン志向でない私にとっても
  二人は神なんですもの。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  安西水丸さんのイラストが好きだ                   

 2014年3月19日に亡くなった安西水丸さんのイラストが好きだ。
 水丸さんの先輩で友人でライバルでもある和田誠さんのイラストも好きだが、和田さんのタッチとは違う都会的なセンスを感じる。
 和田さんもたくさんの装丁をつくっているが、水丸さんも数々の装幀をこしらえてきた。
 ちなみに装幀という漢字であるが、和田さんは装丁にこだわってきた。『装丁物語』という著作もあるぐらい。
 水丸さんはどうであったか知らないが、ここでは「安西水丸装幀作品研究会」とあるので、装幀としておく。

 この本は水丸さんの装幀作品を見ながら、デザインとしてどこがすごいのかをアートディレクターの水口克夫さんと新人デザイナーのオザキエミさんが掛け合いながら解いていく仕掛けになっている。
 テーマは8つ。「キャンパス」「構図」「モチーフ」「線」「色」「文字」「視点」「顔」。
 デザインと言われても、読む方がその世界に疎いのだから、「ふむふむ」とお二人の話を聞いているしかないが、しばしば出てくる言葉が「神装幀」。
 そんな「神装幀」のひとつが、村上春樹さんの『中国行きのスロウ・ボート』。
 「線を使わずに色面だけ独特の世界観を立ち上がらせた」と、水口さんは言う。
 水口さんにとってこの装幀は「宝物」でもあるのだ。

 この本の最後に「水丸さんの本ギャラリー」というページがあって、ここでは200冊近い水丸さんの装幀本がずらりと並ぶ。
 それらを見ながら、つくづく水丸さんが逝ったのは早いと残念でならない。
  
(2017/02/23 投稿)

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