今日は二十四節気のひとつ、
 清明(せいめい)
 この頃万物が溌剌としてくるというところから。

    清明や壺に満ちゆく水の音      片山 由美子

 そもそも清明は
 漢字で示されているように
 清く明るいさまのことで
 清浄明潔という言葉からとられたものらしい。
 同じ人生なら
 清明な日々でありたいもの。

 NHKEテレの「100分 de 名著」は
 昨日の月曜から始まりましたから
 すでにご覧になった方もいるかと思いますが、
 哲学者三木清の『人生論ノート』。

  

 私が高校生大学生の頃
 1970年代ですが
 新潮文庫の100冊にもラインナップされていたと
 うっすらとした記憶にあるので
 書名だけは
 知っていました。
 残念ながら読んだことはありません。

 今月のテキストによれば
 三木清という人は
 岩波文庫の創刊にも関わった哲学者で
 この『人生論ノート』が刊行されたのは
 1941年.
 1954年には新潮文庫に入ったようです。
 今回の指南役は
 アドラーで一躍評判となって岸見一郎さんです。
 岸見一郎さんは
 本来は哲学者ですから
 うってつけの人選ではないでしょうか。

 昨日4月3日は
 「真の幸福とは何か」でしたが
 以降、
 「自分を苦しめるもの
 「「孤独」や「虚無」と向き合う
 「「死」を見つめて生きる」と
 続きます。

 『人生論ノート』にこんな一節が
 あるそうです。

    出発点が旅であるのではない。
    到達点が旅であるのでもない。
    旅は絶えず過程である。

 人生という旅も
 また同じ。

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