プレゼント 書評こぼれ話

  先週の木曜は
  二十四節気のひとつ、穀雨でした。
  まさに晩春の候です。
  二十四節気をさらに区分して
  七十二候というくくりもあって
  今は「霜止んで苗出づる」候に
  あたります。
  奥ゆかしい。
  このことは
  今日紹介する
  広田千悦子さんの
  『だから、うまくいく 日本人の決まりごと』に
  全部載っています。
  この本、
  いつもの書評サイト「本が好き!」さんからの
  献本です。
  こういう本こそ
  手元に置いておきたいですね。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  いい大人でいよう                   

 先日亡くなった詩人の大岡信さんの数多くの業績の中でも、朝日新聞に長期に渡って連載された「折々のうた」の功績は一番大きかったのではないかしら。
 日本の短詩型のうたを広めたというだけでなく、日本語の美しさをあの短いコラムで教えられることしばしばあったと、今改めて思い出している。
 新書となったこの作品の、その続編のあとがきに大岡信さんは「ある季節のものは、その時節にわが身を置いていないと書けなかったし、書く気もなかった」と記しているが、それがこの国がそもそも大切にしてきたしきたりのようなものであったのではないだろうか。

 大岡信さんはそのことを「折々のうた」で書き留めてくれたのであるが、日本の行事や歳時に造詣の深い広田千悦子さんのこの本は別の方法ではあるが、忘れてはいけない大事なことを書き留めてくれている。
 なんといっても広田さんの絵がいい。でしゃばらず、しとやかで、水のように緩やかなイラスト。それがなんともいい。
 その最初の章が「人をつなぐことばの力。」というのが、まるで大岡信さんのやってきたこととつながるようでもある。
 そういえば、この本ではカタカナでしか表現されないような外来語はほとんど出てこない。

 章立てでページを追う。
 次の章が「場の整え方とおもてなし。」、それから「気づかいのあるふるまい。」「食卓を囲むお付き合い。」「贈り物をすること。」「和の心を尊ぶ儀礼と行事。」「自然とのお付き合い。」、そして最後が「神さまとのお付き合い。」となる。
 今は少し消えかかっているたしなみもあるが、やはりきちんと記録しておきたいものだ。
  
(2017/04/25 投稿)

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