プレゼント 書評こぼれ話

  NHK朝の連続テレビ小説ひよっこ」を
  楽しみにしている。
  面白いし内容もいいのに
  視聴率がなかなか伸びないのに
  イライラしている。
  まあ、私がイライラすることもないのだが。
  そのドラマの脚本を書いているのが
  今日紹介する本
  『TVドラマが好きだった』を書いた
  岡田惠和さん。
  岡田惠和さんの作品歴をみると
  凄すぎる作品がずらりと並んでいるのでびっくりする。
  中でも一番驚いたのが
  菅野美穂さん主演でドラマ化された「イグアナの娘」(1996年)。
  あの作品を熱心に観たわけではないが
  チラリと観ただけで熱気が出ていたのを
  覚えている。
  これからも「ひよっこ」のことは
  書いていきますよ、きっと。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  「ひよっこ」を育てるのは、私たち                   

 この本の著者岡田惠和(よしかず)は人気脚本家である。
 監督や出演俳優の名前で映画館に行ったりテレビのチャンネルをあわすことは多いが、脚本家の名前で映画やドラマを観ようという人は希少価値がある。
 ひと昔前、まさにこの本で紹介されている有名なドラマでテレビが賑わっていた頃なら山田太一とか倉本聰、あるいは向田邦子といったビッグネームが綺羅星の如く輝いていたから、脚本家の名前でドラマを観た人も多かったはずだ。
 最近でいえば三谷幸喜とか宮藤官九郎あたりであろうか。
 岡田の名前をあげる人もいるだろう。
 何しろ岡田は今放送中のNHK朝の連続ドラマ「ひよっこ」の脚本を担当していて、この作品が朝ドラ3本めというから、いかに信用されている脚本家だということがわかる。

 なかでも、2001年に放映された「ちゅらさん」の人気は高く、岡田はこの作品で橋田壽賀子賞と向田邦子賞のW受賞を獲っている。
 この本はその勢いで書かれたものなのだろう、2003年に岩波書店の「図書」に連載され、その後2005年に書籍化された。
 実はこの時には朝ドラ2作めの「おひさま」はまだ作られていない。(2011年放映)
 そんな時期にこの本にある「21世紀の「朝ドラ」」は作り手岡田の創作心理を知る上で興味をひく。
 岡田はテレビと過ごす背景が大きく変化している点をあげ、「朝ドラ」が難しい時代と書いている。
 その一方で、「朝ドラ」の魅力も書いている。それは「明るさ」である。
 そして、「朝ドラ」は「視聴者が育てるドラマ」だと。
 こういう書き手だからこそ、「ひょっこ」はもっと面白くなるにちがいない。
  
(2017/04/26 投稿)

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