プレゼント 書評こぼれ話

  世の中には
  色々なコンテストがあって
  「公募ガイド」といった雑誌まで
  出ているくらい。
  たくさんあるコンテストの中でも
  川柳の募集が割と多い。
  私も挑戦してみたいのですが
  ちっともいい川柳が
  浮かんでこない。
  笑いは嫌いではないが
  どうしたものだろう。
  そこで手にしたのが
  上野貴子さんと江畑哲男さんが監修した
  『はじめての五七五 俳句・川柳』。
  でも、やっぱり頭の中には
  笑いが浮かんでこない。
  真面目すぎるのも考えものだ。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  この本読んでサラリーマン川柳に応募しよう                   

 サラリーマン川柳が今年(2017年)30回を迎えたそうだ。
 その応募句数は5万を超えるというから、その人気の程がわかる。
 毎年その入選句を見て思うのだが、実に鋭い。その年の世相なりが見事に反映されている。ちなみに30回めの入選作でいえば、映画が大ヒットした「君の名は。」をもじった句が多い。
 それがコツなのだろうが、作句となると難しい。

 この本は川柳だけの入門書ではない。
 俳句と川柳を並べてみて、その魅力と違いを教えてくれるというものだが、それぞれ監修者がいるせいか、微妙に本づくりに相違が出てしまっている。
 顕著な例でいえば、川柳の方は例句に作者名の表記があるが、俳句の方はそれがない。ここはやはり作者名を載せるべきだ。
 では、何故俳句の方には作者名が載っていないかというと、添削を試みているせいではないだろうか。
 原句に朱をいれて、添削後の句を載せると変化がわかりやすいことはわかるが、どうも俳句の部で引用された句は切り口が鈍い。
 せっかくの入門書なのだから、本物を読ませないといけないのではないだろうか。

 その点川柳の部の方がうまくまとまっている。
 しかし、この本を読んだからといって川柳が詠めるかといえば違うような気がする。
 本書の中で川柳の作句の技術として「うがち」が重要と書かれているが、まさに読み手が「ハッ」とするそんな視点をどう持つかが大事なのだろう。
 映画のタイトルだけで句が浮かんでくる、そんな風にならないものか。
  
(2017/06/09 投稿)

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