プレゼント 書評こぼれ話

  今日は昨日のつづき。
  昨日木俣冬さんの
  『みんなの朝ドラ』という新書を
  紹介しましたが
  このブログでも
  結構「朝ドラ」のことを書いています。
  そこで、
  今日は2012年12月に書いた
  田幸和歌子さんの『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』を
  再録書評で紹介します。
  ちょうどこの時期は
  最近の「朝ドラ」でも極めて評判の悪い
  「純と愛」が放映されている頃。
  まあ暗い作品ではありましたね。
  ただ作品の良し悪しと
  視聴率は関係ないとはよくいいますが
  今回の岡田惠和さんの「ひょっこ」も
  いい作品なんですが
  どうして視聴率が伸びないんでしょうね。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  私、「朝ドラ」の味方です                   

 人によってそれはちがうだろうが、私の場合のNHK連続テレビ小説、通称「朝ドラ」初体験は『おはなはん』だったような気がする。
 この作品は1966年放送だから、私が11歳の時だ。
 「朝ドラ」開始から半世紀以上経つが、その中でもこの『おはなはん』という作品は、現代に脈々と続く「朝ドラ」の礎を築いたともいえるもので、私より上の世代の多くは記憶しているのではないだろうか。
 ヒロインを演じた樫山文枝さんの愛くるしさ、印象に残る音楽(今でも口ずさむことができる)など、子どもにも印象深い作品だった。
 だが、残念ながら現代とちがい録画といった方法もなく、1年間(当時の「朝ドラ」は1年間の放送だった)見続けたという記憶はない。
 それからあとの私の「朝ドラ」体験はほとんどない。あの『おしん』でさえ、見ていない。
 「朝ドラ」の時間帯には、学生時代は寝ているか、働きだしてからは通勤途上だ。
 だから、どうしても「朝ドラ」は女性、しかも家で働く女性が対象となっているかもしれない。

 ところが、私の「朝ドラ」事情は、2011年の下半期に放映された『カーネーション』で一変する。
 私の出身の大阪岸和田を舞台にしていたということもあるが、とにかく面白かった。
 この作品は今でも支持する人が多いようで、この本でも「朝ドラの熱狂」という最初の章は「カーネーション」小論となっている。
 今は録画という手段もあるから、毎日仕事から帰ってから見ていた。こんないいドラマを今まで見過ごしてきたのかという悔いも残った。
 それから現在の『純と愛』まで、あまりTVを見ない私としては唯一といえる習慣となっている。

 本書の著者の「朝ドラ」初体験は『マー姉ちゃん』(1979年)だったそうだ。
 これが6歳の頃というから、随分ませた子どもだった。ただ、父親も含めた家族の場での視聴だったようで、「朝ドラ」はそういう家族の絆づくりにも貢献していた。
 そんな著者だから、「朝ドラのヒロイン」「朝ドラの恋愛・結婚」「朝ドラの家族」といった内容はとても充実していた。むしろ、このページ数ではとても語り尽くせないのではないだろうか。
 著者は「日本の親たち・祖父母たちの代弁者として、いつでもたくさんの大切なことを教えてくれた」と「朝ドラ」を評価している。
 「朝ドラ」初心者の私としても、同感だ。
  
(2012/12/03 投稿)

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