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プレゼント 書評こぼれ話

  趣味を聞かれて
  「読書」と答えるのは常だが
  もしかして「美術鑑賞」も結構好きかもしれない。
  今までの人生で
  一体どれくらいの展覧会に
  行っただろう。
  どうしても東京での開催が多いから
  その近くで住んでいて
  よかったと思うのは
  そういう展覧会がある時だ。
  今日は
  原田マハさんの『いちまいの絵』という
  絵画ガイドの一冊を
  紹介します。
  この中で
  クールベの「オルナンの埋葬」のガイドで
  クールベのこんな言葉が
  紹介されています。

    自分は天使を描かない。
    なぜなら天使を見たことがないからだ。

  かっこいいな、
  クールベ。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  自分だけの「いちまいの絵」をさがして                   

 最近の印刷技術は格段に進化しているから、絵画にしてもより本物の色合いに近い。
 そうはいっても、残念ながら、本物とは違う。全然違う。
 それは大きさのこともあるだろう、照明の具合も関係しているかもしれない。
 できれば、絵画は本物を見たい。
 『楽園のカンヴァス』や『暗幕のゲルニカ』といったアート小説で今や絶大の人気を誇る原田マハさんはかつて「アートの専門家」としてその関係の職業にも関わっていたから、世界のどこであっても、本物の絵画に触れてきた。
 原田さんのように恵まれていなくても、もしかして東京に住んでいるというだけで、本物の絵画に触れる機会はうんと多いはずだ。
 東京近郊に住んでいる人はそれだけでも幸福だといえる。

 原田さんのように海外まで足を伸ばして絵画に触れる機会こそなかったが、東京で開催された多くの美術展には出かけるようにしている。
 ピカソもゴッホもセザンヌもマネもモネもドガもフェルメールも、ルソーだって本物を見た。
 その度に心の琴線に触れてきたはず。
 そして、それらの名画の鑑賞をガイドしてきた多くの本があった。

 原田マハさんが著したこの本も、新しい名画鑑賞のガイド本に加わる。
 紹介されているのは26枚の「生きているうちに見るべき名画」たち。
 ただルノワールはないし、モディリアーニもない。
 色々な制限があったのだろうし、あくまでもこれは原田さんが薦める名画の数々。
 きっと本当の「いちまいの絵」は、自分だけのものとして、見つければいい。
  
(2017/09/29 投稿)

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