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プレゼント 書評こぼれ話

  同時代という言い方を
  よくしましたが
  最近あまり使われないような気がします。
  そもそも
  同時代っていうのは
   どれぐらいの時代の幅を指すのでしょうか
  生きてきた生活の違いなんかでも
  変わってきそうです。
  今日紹介するのは
  初見健一さんの『昭和こども図書館』。
  この本を読んで
  きっと懐かしいと感じるのは
  私より少し年が若い年代では
  ないかな。
  いやいや、それよりも
  初見健一さんのように
  本をたくさん読んできた人は
  年齢に関係なく
  同時代人なんでしょうね。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  本はタイムマシン                   

 「今でも読める思い出の児童書ガイド」と副題のついたこの本にはたくさんの児童書が色鮮やかなカラー図版の書影付で紹介されている。
 なかにはすでに絶版となっている本もあるから、この書影のもとになった本は著者の所有している本から撮られてものかもしれない。
 文章のはしばしに子供時代にたくさんの本を買ってもらった感じがある著者の初見健一さんだが、巻末の著者略歴によれば「1967年東京生まれ」とある。昭和42年生まれである。
 だから、昭和30年生まれの私からは少し時代がちがう。
 わずか12年とはいえ、読書の経験とかかなり違うものだ。

 なんといっても「オカルト本」だ。
 オカルトブーム全盛だった70年代に少年期を迎えた著者ならではの面白い本が満載なのだ。
 『ゆうれい船なぞふしぎ』『四次元の世界をさぐる』『円盤と宇宙人』等々といった次第である。
 おそらく初見さんより10年以上先の世代でいえば「怪獣もの」がはいってくるだろうし、それ以上前だと「戦記もの」だったり「ロボットもの」だったりするのではないか。

 そんな初見さんの読書体験だが、そんな「オカルト本」だけでなく、石井桃子の『ノンちゃん雲にのる』や『クマのプーさん』あるいは北杜夫の『船乗りクプクプの冒険』といった大人が好きそうな児童書もしっかり読んでいる。
 そういう本との出会いのきっかけは親の本棚からの拝借というから、やはり読書好きの子どもには本がある環境が必要なんだなと思える。

 この本、パラパラと眺めているだけでも楽しくなる一冊である。
  
(2017/10/19 投稿)

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