プレゼント 書評こぼれ話

  まずは愚痴、文句から。
  この春から
  NHKが実験的に始めた
  過去の「朝ドラ」を夕方に放送するという試み。
  その先鞭として選ばれたのが
  「カーネーション」だが
  しっかり見ようと
  録画もばっちりしたのだが
  国会中継とかで何度も延期になって
  とうとう挫折。
  やっぱり放映するなら
  放送時間の変更のない時間帯で
  やってほしい。
  せっかく「カーネーション」楽しみにしてたのに。
  なので
  矢部万紀子さんの
  『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』で
  溜飲を下げました。
  「カーネーション」大好きな人に
  ベストな一冊です。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  わたし、女子のお友だちです                   

 通称「朝ドラ」と呼ばれるNHK「連続テレビ小説」の放送が始まったのが1961年。その第1作が「娘と私」で、現在放送されている「半分、青い。」(北川悦吏子脚本)は98作めになる。
 タイトルに「朝ドラ」とついているので今までの「朝ドラ」の全作品が紹介されているように思うが、本書の中には1966年の「おはなはん」には少し触れられているが「おしん」も「ちゅらさん」も省かれている。

 では、どんな作品が紹介されているかといえば、「ちりとてちん」(2007年下期)「ゲゲゲの女房」(2010年上期)「カーネーション」(2011年下期)「あまちゃん」(2013年上期)「ごちそうさん」(2013年下期)「花子とアン」(2014年上期)「まれ」(2015年上期)「あさが来た」(2015年下期)「とと姉ちゃん」(2016年上期)「べっぴんさん」(2016年下期)「ひよっこ」(2017年上期)といった作品である。
 「朝ドラ」を評する場合、「おしん」を頂点とする高視聴率作品群と低視聴率の作品群、そして「ゲゲゲの女房」以降の復活作品群で区分けされるが、本書はその復活作品群でも全作品ではないのが少し物足りない。
 「べっぴんさん」を「うっすいドラマだった。学芸会を見せられているよう」とまで書く著者だから「純と愛」(2012年下期)の評価を聞きたかったが。

 私とすれば「カーネーション」が特別枠のような章で二度紹介されているので大満足。
 しかも二度目の紹介では「カーネーション」での戦争の扱いがきちんと取り上げられているのもいい。
 しかもあの作品では性格的に強い人の、自分で気づかない怖さも描かれていて、著者はその点も見逃さない。

 著者は「あとがき」で「「朝ドラ」の話にのれる男子は、女子のお友だちなんだ。リトマス試験紙なんだ」と書いているが、「朝ドラ」の話ならまだまだ出来る私は「女子のお友だち」になれるだろうか。
  
(2018/05/29 投稿)

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