俳句の季語には
 忌日、すなわち亡くなった日につけられた名称もはいっていて
 もしかすると
 もっとも有名なのが
 太宰治の忌日、桜桃忌かもしれない。

    黒々とひとは雨具を桜桃忌     石川 桂郎

 ただその日については
 私が持っている『俳句歳時記 第四版増補 夏』では
 6月13日となっていますが、
 6月19日を桜桃忌ということもあります。
 何故かというと
 太宰治が愛人の山崎富栄さんと玉川上水に入水したのが
 昭和23年(1948年)6月13日で
 その遺体が発見されたのが
 6月19日だったからです。  

 そんな桜桃忌ですが
 先日本屋さんでぶらりとしていて
 目にとびこんできたのが

    没後70年、やっぱり太宰が好き!

 という惹句。
 それは「東京人」7月号(都市出版・930円)の
 キャッチコピーでした。

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 そうか、太宰治が亡くなって
 70年なのか。
 つまり、私が生まれた昭和30年あたりは
 まだ生前の太宰治のことを覚えている人が
 たくさんいたんだ。
 そんな妙な感慨でした。

 私も多くの文学青年がそうであったように
 太宰治文学にかぶれ、
 太宰治の生涯を知ろうとし、
 東京に初めて出てきた18歳の年の「桜桃忌」に参り、
 生家の青森の「斜陽館」にも
 泊まりました。
 その頃は宿泊ができたんですね。
 なので、
 「東京人」の特集

    今こそ読みたい 太宰治

 というより
 今また読みたい太宰治
 になるのでしょうが
 大人になって
 読み返しをしていないのは
 印象が変わるのが怖いからです。
 でも、
 あんまりさけていると
 本当に読み返す機会をなくしそうです。
 せっかくなので
 この機会に太宰治
 再読してみようか
 なんて考えています。

 この「東京人」には
 太宰治の学生時代のノートに書かれた
 「青春の落書き」や
 岡崎武志さんの
 「「東京八景」を訪ねて」など
 読み応えある記事が満載で
 永久保存版の一冊になりました。

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