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プレゼント 書評こぼれ話

  今日から7月

    七月の夜に入る山のくるみの木     嶺 治雄

  いよいよ夏本番です。
  昨日
  安西水丸さんの句集『水丸さんのゴーシチゴ』という本を
  紹介しましたが
  その本の巻頭エッセイを
  友人嵐山光三郎さんが書いていて
  そこに今日紹介する
  絵本のことがあったので
  読んでみました。
  それが
  『ピッキーとポッキーのはいくえほん』。
  「おしょうがつのまき」となっていますが
  その他の巻は出ていないのでは。
  安西水丸さんのかわいい絵を
  お楽しみください。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  水丸さん、かわいく絵本を描きました                   

 安西水丸さんの本名は渡辺昇。確か村上春樹さんの小説でも使われていたはず。
 渡辺昇くんが安西水丸に変身するのは、渡辺くんが働いていた「平凡社」という会社の同僚の命名による。
 それが嵐山光三郎さん。
 つまり安西水丸さんと嵐山光三郎さんは会社の同僚として出会い、その後水丸さんが亡くなるまで、いえ、亡くなってからあとも終生変わらない友情を育んできた。
 この絵本の文を担当している「あらしやまこうざぶろう」さんはもちろん嵐山光三郎さんだし、絵を担当している「あんざいみずまる」さんは言うまでもなく安西水丸さんだ。

 二人の手による絵本の創作は結構早い。
 1976年に出した『ピッキーとポッキー』が最初で、この「はいくえほん」がシリーズ3作めとなる。
 出版されたのが2013年で、その頃水丸さんはイラストレーターとしての経歴も長くなり、最初の頃のような線がなかなか描けなかったそうだ。つまり、ヘタに描くことに悩むなんて贅沢極まりない。

 おそらくこの絵本に使われている俳句は嵐山光三郎さんの作なのだろうが、水丸さんはその俳句を楽しみながら、ヘタに描こうと悩み、やっぱり嵐山の俳句はヘタだななんてにやけながら、ヘタに描こうと腕を奮っていたにちがいない。
 ちなみに、どんな俳句が書かれているかというと、「おぞうにを たべてすぐねて うしになる」「ゆきだるま ゆきをかぶって ふとったよ」など。
 もちろん嵐山さんはヘタに詠むのは難しいというにちがいないだろうが。
  
(2018/07/01 投稿)

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