FC2ブログ
プレゼント 書評こぼれ話

  今日紹介する
  『ふわふわ』は
  詩人の谷川俊太郎さんと工藤直子さんの
  対談集です。
  表紙の装画は安西水丸さん。
  安西水丸さんの絵があるだけで
  ふわふわ感満載になります。
  対談の中で
  谷川俊太郎さんが詩と散文について
  こんなことを
  言っています。
 
     詩は基本的に女性ですね、散文は男性。

  皆さんはどう思われますか。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  ふわふわした対談に満足                   

 詩人谷川俊太郎さんと詩人工藤直子さん二人による対談集。
 この本では5つの対談が収められていて、その最初は2001年5月、その次が2004年10月、三つめが2015年5月で、この時の対談では詩人の大岡信について語られている。
 四っつめと五つめがこの本のためのものだろうか、2017年3月と11月に行われている。
 つまりこの二人は実に長い期間にわたって、とても楽しいお話の時間を持ってきたといえる。
 そして、その長い期間、工藤直子さんの谷川俊太郎さんへのリスペクトは変わらず、きっと工藤さんにとっての谷川さんは異次元の人であるにちがいない。

 ちなみに少しこの二人のことを書いておくと、1931年生まれの谷川俊太郎さんは1952年、つまり20歳前に『二十億光年の孤独』で詩人デビューし、以後ずっと日本を代表する詩人であり続けているし、多くの絵本や翻訳絵本を通して子どもたちにも親しまれていることは周知であろう。
 一方の工藤直子さん。1935年生まれというから、谷川さんとほとんど同世代。大学を卒業後、大手広告代理店に勤務するが、『てつがくのライオン』で詩人デビューしたのは1982年だから、詩人としては谷川さんのずんと後輩だし、工藤さんの名を高めた『のはらうた』シリーズも、谷川さんの詩風とはかなり違う。

 そんな二人の対談だから、すべてがかみ合うはずもない。
 それでも対談が成り立つのは工藤さんの谷川さんへのリスペクトと、谷川さんの包容力だろう。
 谷川さんの包容力といっても誰にでもあるわけではないだろう。相手が工藤さんだからこそ、包み込めているように感じる。
  
(2018/07/21 投稿)

  芽 「ブログランキング」に参加しています。
     応援よろしくお願いします。
     (↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 今日もクリックありがとうございます)
 
    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

レビュープラス
Secret

TrackBackURL
→http://hontasu.blog49.fc2.com/tb.php/3651-9d0b4828