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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は
  松本大介さんの
  『本屋という「物語」を終わらせるわけにはいかない』という
  長いタイトルの本を
  紹介します。
  著者の松本大介さんは
  盛岡にある「さわや書店」の現役の本屋さん。
  なので、
  この本は本屋さんのお仕事本でもあるし
  出版全体の未来構想の本としても
  読めます。
  この本から
  印象に残った言葉を。

     本屋は人によってつくられ、人は出会いによって成長する。

  ね、いいでしょう。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  本屋という「物語」の登場人物の一人ぐらいにはなれるだろうか                   

 本屋さんが好きな人であれば、岩手県盛岡にある「さわや書店」の名前は聞いたことがあるだろう。
 そのブックカバーにはこんな言葉が印刷されているという。
 「わたしは、わたしの住むまちを愛したい 手あかにまみれた一冊の本のように」。
 この言葉からわかるように、「さわや書店」は全国チェーンの書店ではない。
 盛岡に根差した地方書店である。
 しかし、その「さわや書店」発信して全国で有名になった本がいくつもある。
 そのひとつが「文庫X」だし、この本の著者である松本大介氏が関わった外山滋比古氏の『思考の整理学』だ。後者の文庫本には今も「もっと若い時に読んでいれば」という松本氏が考えたコピーがついているはずだ。

 さらに「さわや書店」には田口幹人という伝説の店長もいる。
 その田口氏が書いた『まちの本屋』、そして「文庫X」の仕掛け人長江貴士氏が書いた『書店員X』、そして松本氏のこの本。
 三作とも出版社が違うが、著者はいずれも「さわや書店」の人たち。
 松本氏はこの本を「さわや書店三部作 完結編」として読んでもらえればと書いているが、「さわや書店」という「物語」は終わりそうにない。

 実際この本も、途中グダグダ感がないわけではないが、新店立ち上げ時の苦労話など書店関係者にとっては涙なしには読めないかもしれないし、松本氏のどっちに向かうのかよくわからない性格から一気に先輩書店員としての目覚めなど、これはこれで面白い。
 きっと「さわや書店」という磁場の力なんだろう。
 それだけでも行ってみたくなる、本屋さんだ。
  
(2018/07/26 投稿)

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