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 今日から8月
 8月は原爆忌や終戦記念日があったりして
 どうしても戦争のことに
 思いがいきます。
 俳句の季語に「炎昼」というのがあって
 真夏の灼けつくような暑い昼のことを言いますが、
 こういう言葉と昭和20年8月15日が
 どうしてもつながっていきます。

    みじろぎもせず炎昼の深ねむり      野見山 朱鳥

 今、東京・九段下にある昭和館
 「昭和館で学ぶ『この世界の片隅に』」という
 特別企画展が開催されています。

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 展覧会の話の前に「昭和館」について書いておきます。

    昭和館は主に戦没者遺族をはじめとする国民が経験した
    戦中・戦後(昭和10年頃から昭和30年頃までをいいます)の
    国民生活上の労苦についての歴史的資料・ 情報を収集、保存、展示し、
    後世代の人々にその労苦を知る機会を提供する国立の博物館


 とあります。

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 ここには今ではドラマや映画で見ることしかない
 当時のさまざまな資料がありますが
 あまり知られていない施設かもしれません。

 今回の特別企画展は
 2016年度キネマ旬報日本映画部門1位に輝いた
 アニメ映画「この世界の片隅に」、

  

 そしてその原作である
 こうの史代さんの漫画を題材にして
 当時の生活を知ってもらおうという
 とてもいい企画です。
 漫画や映画をご覧になった人はご存じの通り
 原作は広島・呉に嫁いで
 戦争に巻き込まれていくすずという女性の生き様を描いて
 アニメでもその当時の街の様子が見事に描かれていたと
 評判になりましたし、
 すずやその家族たちの生活ぶりが
 戦後70年以上経って
 すっかり忘れていた私たちに
 深い感動を与えてくれた作品となりました。

 そして、今回の展覧会では
 あの時代のモンペであったりお札であったりが見れます。

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 まだそれはいいのですが、
 「戦争がもたらしたもの」というエリアになると
 「千人針」や「死亡告知書」、
 あるいは英霊となって帰還した人を迎えるのぼりなど
 さすがに痛ましくなってきます。
 こういう時代を生きた
 すずのような人たちがいてくれたおかげで
 現代の私たちがいることを思えば
 頭が自然とさがってきます。

 こんなにいい展覧会、
 しかも入場料が無料にもかかわらず
 私は行った時は
 ほとんど観覧する人はいませんでした。
 今毎週日曜夜9時から
 TBSでドラマ「この世界の片隅に」が放映されています。
 ドラマを見て感動して
 ぜひあの当時の日々に思いをはせてみて下さい。

    炎昼や戦火の人の影おぼろ      夏の雨

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