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プレゼント 書評こぼれ話

  昨日、さいたま市の図書館の話を書きました。
  その中で
  電子書籍サービスのことも書きましたが
  公共の図書館で
  電子書籍サービスを実施しているところは
  まだそんなに多くはありません。
  その点、さいたま市の市民の人たちは
  とても充実した図書館サービスを
  享受できる環境にあるわけです。
  あるいは蔵書数でもそうです。
  すべての公共図書館が同じレベルではありません。
  そのギャップを
  図書館員さんの知恵と工夫が
  埋めているのだと思います。
  今日は内野安彦さんの
  『スローライフの停留所』という本を
  紹介します。
  これも図書館員さんの本です。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  図書館に行ってみるだけで見えてくる世界がある                   

 この本の著者内野安彦さんのことを少し書いておきます。
 1956年生まれですから、すでに還暦を迎えておられます。
 もともとは現在の鹿嶋市役所である町役場に入所し、40歳の時に図書館に異動。その後図書館司書視覚や図書館情報学修士の学位を取得。
 その後50歳の時に塩尻市の図書館新設に関わり、図書館館長となります。
 55歳で退職後、「ライブラリアン・コーディネーター」として「無手勝流のスローライフ」を楽しんでいるとあるが、実際には講演をしたりこうした本の執筆など多忙であるようだ。
 それでも、組織から無所属ともなれば人と話すことも少なくなり、「日中、こうして会話することがいかに健康的なことかと痛感する」というから、「定年後」の生活を明るく綴った書ともいえる。

 このような経歴をもった内野さんですから、「スローライフの停留所」として、「本屋さんであったり、図書館であったり」そういうところで休んだり、またそこから見える光景にやきもきしたりするのでしょう。
 内野さんは図書館のサービスを受けている人は市民の2割にも満たないと言います。そのことを一番知っているのは、図書館員だし、頻繁に利用する市民で、彼らは「みんなもっと使ってくれればいいのに」と思っているはず、だと。
 だから、内野さんは還暦を機に「ライブラリアン・コーディネーター」を名乗るようにしたそうです。

 この本は難しい図書館学の本でもありませんし、悩ましい出版事情の本でもありません。
 いうなら、図書館好きのオジサンの日常を綴ったエッセイ集です。
 そんな気楽な気持ちで読んで、少しでも図書館が好きになれば、著者も本望ではないかしら。
  
(2018/08/08 投稿)

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