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 今や住みやすい街で人気のさいたま市には
 四つの柱があります。
 まずひとつが岩槻の「人形」、
 続いて「鉄道」、
 そして「盆栽」、
 最後は「漫画」。
 さいたま市と漫画とどういう関係かと首をかしげるかもしれませんが
 「日本の近代漫画の祖」ともいわれる北沢楽天が生まれたのが
 現在のさいたま市で
 なので、さいたま市の人はもっと漫画に親しんでいい。
 北沢楽天の旧家にあるのが
 「さいたま市立漫画会館」で
 ここには時々楽しませてもらっています。

 夏休みのこの期間(~8月26日)
 「おかべりか展 ~コドモだってイロイロあります」が
 開催されています。

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 しかも、入場無料というのが
 うれしい。
 おかべりかさんは浦和で生まれた漫画家で
 『コドモの定番』や『よい子への道』、
 あるいは『おばけやさん』シリーズなど
 漫画ではあるけれど
 子ども向けの作品を書いてきました。
 昨年の7月に残念ながら急逝され、
 今回の展覧会は
 そんなおかべりかさんの代表作数点の作品や
 そのアイデアスケッチなどが展示されています。

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 ちなみに
 おかべりかさんのお父さんは
 漫画「あっちゃん」などで人気を博した
 岡部冬彦さん。
 蛙の子はやっぱり蛙なんでしょうね。
 大きな展覧会ではありませんが
 さいたま市の魅力を知るにはいい機会です。

 実はこの「さいたま市立漫画会館」から
 歩いて大宮駅に向かう途中に
 埼玉県立歴史と民俗の博物館があって
 ここにも立ち寄りました。

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 現在こちらでは
 「古文書 大公開!」と題した企画展を
 開催中。(~9月2日)

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 埼玉に住んで結構なりますが
 この博物館には入ってことがなかったので
 おじゃましました。

 この企画展、
 夏休みの子どもたちの自由研究にもってこいというか
 子どもたちにもわかりやすい説明がついています。
 もちろん
 おとなの私がみても
 古文書が読めるわけではありませんが
 時代の気分は味わえるかも。
 ちなみに下の花押は
 誰のものかわかりますか。

  20180810_144418_convert_20180812172108.jpg

 花押というのは
 文書の最後などに書く署名の一種で
 これは徳川家康のもの。
 歴史の時間に習った人物が出て来るとうれしくなります。

 こちらの展覧会は
 入場料400円。
 お値段以上に古文書が堪能できます。
 夏休みの宿題に悩んでいる人は
 チャレンジしてみては。

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