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 さいたま市の北浦和駅のそば、
 北浦和公園内にある
 埼玉県立近代美術館
 建築家黒川紀章さんの設計による建物で
 1982年に出来ました。
 80年代黒川紀章さんは
 ここの美術館を皮切りに
 名古屋、広島と
 立て続けに美術館を設計しています。
 つい最近、
 日本経済新聞の夕刊(8月22日)に
 この美術館の記事が出ていて
 「公園から美術館へと人を自然に誘」うと
 書かれていました。

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 そんな素敵な美術館が
 わが家から歩いて15分余りのところにあるのですから
 なんとも仕合せな気分になります。

 しかも
 この夏この埼玉県立近代美術館
 漫画家「浦沢直樹展」が開催されているのですから
 行くしかありません。

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 このブログで掲載した時には
 終わっていたというのも残念なので
 急いで行ってきました。
 あまりに近いと
 つい見逃してしまうことってありますものね。

 浦沢直樹さんについて書きます。
 なんといっても
 代表作は「YAWARA!」でしょうか。
 ちょうど田村亮子さんが女子柔道でがんばっている頃
 その女子柔道での活躍を描いた漫画です。
 主人公は猪熊柔ちゃんと
 彼女のおじいちゃん猪熊滋悟郎。
 今回の展覧会では
 入り口でこの二人のパネルも
 迎えてくれます。

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 会場では浦沢直樹さんの作品の原画だけでなく
 創作メモや原稿の下書きともいえる「ネーム」もあったりして
 こうして作品に仕上がっていくのかと
 ちょっと感動します。
 さらに、会場のあちこちで
 写真スポットがあって
 そこで展示されているものは撮影がOKで
 あちらこちらでパチリパチリ。
 こちらは「YAWARA!」のポスター。

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 猪熊柔ちゃんって、かわいい。
 こちらはこれも大ットした「20世紀少年」のともだちマスク。

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 今回の展覧会は
 展示の量も多く
 まるで
 自分が漫画の世界に入り込んだような気になります。

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 驚いたというか
 ちょっと感動したのは
 小学生の頃の漫画ノートや
 中学生の頃の作品が展示されていて
 浦沢直樹さんは漫画家になるために
 本当に「漫画ばかり描いて」いたんだな。

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 それと
 自身手塚治虫さんへのリスペクトで描いた「PLUTO」を描いているように
 デビュー前の作品には
 手塚治虫さんの影響をとても強く受けていることが
 わかります。
 しかも、とてもうまい。

 夢を叶える人はきっと
 その夢の実現に向かって
 ひたすらなんだと実感できる
 展覧会でした。
 この展覧会は9月2日まで、
 入場料は1100円
 せっかくなので
 黒川紀章さん設計の美術館も
 堪能してはいかが。

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