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 学校も新学期が始まって
 夏の終りを感じるようになってきました。
 今年の夏は暑かった。
 そして、今年の夏は
 いい展覧会がたくさんあって
 毎週のように観に行ったりしていました。
 そして、
 8月最後の日、
 この日も暑かったですが
 横浜の港の見える丘公園にある
 神奈川近代文学館で開催されている
 「石井桃子展」に行ってきました。

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 これで、
 今年の夏の展覧会もおしまいです。

 石井桃子さんのことを書きます。
 石井桃子さんは『クマのプーさん』や『ピーターラビット』の翻訳、
 『ノンちゃん雲に乗る』や『幼ものがたり』の創作だけでなく
 児童図書館の普及などにつとめた
 児童文学者です。
 生まれたのが1907年、亡くなったのが2008年ですから
 享年101歳。
 実にりっぱな生涯です。
 今年没後10年ということで
 この展覧会が開催されました。
 副題が「本を読むよろこび」というのも
 石井桃子さんらしいタイトルです。

 入り口には
 有名な石井桃子さんの言葉が展示されています。

  20180831_125811_convert_20180902094510.jpg


    おとなになってから
    老人になってから
    あなたを支えてくれるのは
    子ども時代の「あなた」です。

 石井桃子さんにとっても
 それは同じで
 だから石井桃子さんにとっては
 生まれた育った埼玉の浦和の地はとても大切なところで
 作品『幼ものがたり』は
 この言葉の結晶だと思います。

 今回の展覧会では
 出生から編集者として自立し、
 戦後農業にかかわり、
 その後アメリカへの留学を経て
 かつら文庫という家庭文庫を立ち上げ
 その晩年にいたるまでの時間を
 順に追っていきます。

 『君たちはどう生きるか』が近年大ブレークした
 吉野源三郎さんとの交流をしめす
 手紙類の展示や
 作品の初版の展示など
 興味あるものばかりでした。
 全部見終わって
 館内の喫茶店で休んでいると
 ちょうど学芸員さんの講義があるということで
 20分ばかり
 話を聴くこともできました。
 こういう機会があると
 展覧会の知識が深まります。

 本が子どもに与える豊かなもの、
 石井桃子さんの生涯は
 それを見つけ
 育てた一生だったといえるのかもしれません。

 今回の展覧会は9月24日まで。
 入場料が500円というのも
 うれしい。
 少し涼しくなって
 横浜の港の風に吹かれながら
 足を運んでみるのも
 いいのでは。

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